過去の失敗談【バイト編】
こんにちは、soraプロジェクトの樋口です。
もうすぐ4月ということで学生や社会人の方は新生活が始まる頃でしょうか。新しい環境、出会いにワクワクしていることと思います。
さて、新生活といえば、新しいことにチャレンジする機会が増え、その中で失敗を経験する事もきっとあるでしょう。 今回は今まであまり触れてこなかった私の過去の失敗談をお話ししたいと思います。
話は学生時代に遡るのですが、実はこう見えて様々なバイト経験があります。
フードチェーンの店員、引越し屋、工事現場、スポーツショップ、ハードロックカフェ、塾講師、ハウステンボスの住み込みetc..
とにかく色んなバイトを経験しました。
私は社長になってもうすぐ3年目になりますが、社長=なんでもできると考えている人がいたらぜひこの記事を読んでいってほしいです。
なぜなら私は、バイトでは全くと言っていいほど使えないダメなやつだったからです。
同期の女の子に泣かれる始末
冒頭からかなりパンチのきいたことを言っていますが、何一つ誇張してはおりません(笑)
某フードチェーン店で働いていた時、一緒に入った同期からは『樋口と一緒かよ…』とよくため息をつかれたものです。
しまいには、一緒に仕事をしていた女の子から「樋口くん、お願いだから仕事をちゃんとしてほしい」と泣かれるほどでした。
この時の自分は、「あぁ。自分はなんてダメな人間なんだ。コミュニケーション能力が低いのだな」と思っておりました。
そんなことを言われていた私ですが、どんな仕事ぶりだったかというと、とにかく個人プレーばかりしていました。
働いたことがある人ならわかると思いますが、基本的に飲食店などでは”連携プレー”が大切です。
オーダーをとり、料理を作り、運ぶ。
キッチンとホールの連携プレイはもちろん、ホール内でも協力プレイが大事ですよね。
ホールの人はキッチンの人とコミュニケーションをとりながら、今何をしなければならないかを考えて行動する。一つのことにこだわるというよりは、マルチタスクが求められます。
そして、どの店舗にもマニュアルがありそれ通りに仕事を進めていきます。
しかしながら私は、覚えるべきマニュアルなど決まったことを決まった通りにやることがが超絶苦手でした。
ただ、補足を入れると当時の自分は意図的に周りと協力せずにいたわけではなく、「こっちの方が効率よくない?」と思ったことをマニュアルを無視してやっていただけなのです。
しかし、一緒に働く人からすれば『自分勝手な人』だったんですよね。
今考えてみればもう少し協調性を持ってやればよかったな。とは思うのですが、それでも当時の私は仕事をすることに必死でそんな余裕はありませんでした。
そして、同期から「ダメな奴」扱いをされていたのです。
自分の特性
ここまでご覧になってわかるように、社長って皆さんの思うようなすごい人ばかりではないんです。
(もちろん学生の頃から優秀だった社長さんもたくさんいらっしゃいます。)
さて、このバイト経験を経て私が気づいたことは、自分は決められたことを決められた通りにやることは苦手だが、コツコツと一つのことに向き合うことは得意だということです。
そして、コミュニケーションが苦手だったというよりは、一人で作業に没頭することが好きだった、得意だっただけでした。
今振り返ってみると、同期が暇な時おしゃべりをしていてもその輪に入ることはありませんでした。その一方で、他の仕事がないのか店長に相談したり、いわゆる仕事に前向きな人だったと思います。
あの頃は自分のことを何も覚えられないダメな人だと思っていたのですが、
よくよく考えるとそうではなかったんです。ホッとしますね。
3日続けばそれは向いていること
ここまで色々と書いてきましたが、最後に伝えられることがあるとすれば、向いていないと思っていることも、見方を変えてみれば得意なことに変わるかもしれないということです。
私は飲食店の仕事が向いていないと思い込んでいましたが、実際はそんなことはなく、ただ少しだけみんなと仕事のやり方が違っただけでした。
その特性をうまく生かしながら仕事ができていればそれはそれでOKだったんだと思います。
逆に、向いていないことは3日も続かないので、3日続けられているのであればそれを頑張ってみるのもいいと思います。
soraプロジェクトへ入社したばかりの頃、経理を極めようと試みたことがありますが、残念ながら1日も持ちませんでした。
向いていないことは流石にもう自分が一番わかると思うので、「ちょっと向いてなさそうなんだよな。」ぐらいのことであれば続けてみると意外といい方向に進むかもしれません。
私は、あの時の飲食店での経験は今でもあってよかったものだと思っていますし、あの時自分の経験から自分の特性を分析できているので、なくてはならない時間だったと思います。
仲間に感謝
冒頭でも述べた通り、社長=スーパーマンの印象は見事に崩れたと思います。
そうです、社長にもできないこと、苦手なことがあるんです。
社長だって社員だって実は同じで、全員に得意不得意があって、その得意を生かしながら苦手を補いながら、組織が出来上がっています。
いつも会社や私のことを支えてくれている仲間に感謝しなければなりませんね。
そして、自分には自分のできることをやりつつ、会社としてもっと高みを目指していきたいです。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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