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樋口裕貴とsoraプロジェクトの歴史

こんにちは、soraプロジェクト代表取締役の樋口です。
弊社は福岡に本社を構えるテレマーケティングカンパニーです。
主にテレアポやインサイドセールス、デジタルマーケティングを行っています。

ただクライアントのほとんどが東京の企業なので、福岡本社といっても「soraプロジェクトってどんな会社?」と思う人もいるでしょう。
今回は福岡県民を中心にsoraプロジェクトが何をしているのか、私がどういう思いで事業を進めているのかをご紹介します。

営業マン樋口裕貴が経営者になるまで

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(代表取締役社長:樋口裕貴)

実は私自身、社会人キャリアがスタートしたのは26歳と遅く様々な経験をしてきました。

もともと東京外国語大学に入学しましたがバンクーバーへ留学、帰国後は価値観が変わり大学を3年で中退。

「海外の人はあんなに自由に人生を楽しんでる。俺も日本で学歴に縛られずに自由に生きるぞ!」と思って辞めたんですが、今考えると本音では大学での勉強から逃げたんだと思います笑。

しばらく福岡にかえってふらふらとニートやフリーターをしてたんですが、なぜかもう一回大学に行きたいと思い、お金を貯めてもう一回受験して、西南学院大学に4年間通いました。

今考えても、なぜ大学にもう一回行く決断に至ったのかよくわかりません。そして2回目の大学では友達が全くできず、ひたすらバイトしてました。

4年間の記憶はほとんどバイト(今は無きハードロックカフェと塾講師)しかありません。卒業し26歳になって、やっと私の社会人キャリアがスタートしました。

少し就活もしてみたんですが、社会性のない私には面接も厳しく、年齢の件もあったのでなかなか難しかったです。

横並びで新卒というのも違うなあと思っていたところに、私の母親が小さな会社を経営していたのを思い出しました。

普通に就活しても大企業に入るのは難しそうなので、どうせ中小零細に入るなら親族の企業がいいや、くらいの軽い気持ちで入って行きました。

当時は、前代表のみが営業をしていて正社員がおらず、パートの人が5人くらいだったと記憶してます。
はじめは、アルバイトでExcelの作業等をやり、インバウンド(受信)の仕事を1日11時間やり、徐々に営業の仕事にシフトしました。

創業当時のsoraプロジェクト

弊社の歴史を少しお話すると、もともとは会長がダスキンのフランチャイズをしていたことに行き着きます。

当時ダスキンはフランチャイズに特化した営業で歩合制でした。
そこで当時会長が営業に専念するため、自分でオペレーターを集め小さなコールセンターを結成。

優秀なメンバーが多くノウハウも合ったため、他の企業から「その営業力を生かしてうちの商材も売ってくれないか?」と相談が続いたことがsoraプロジェクト創業の始まりです。

正直な話、当時のsoraプロジェクトは経営状況が最悪でした。

・今日の3時までに60万円の売上を振り込んでもらわないと会社が持たない
・役員、営業、経理がそろっていきなり離反する
・すべての案件を見ているSVが倒れて即日入院→そのまま退職

そんなピンチも何度かありました。

ただテレマーケティングの市場は絶対に伸びると思っていたので、倒産寸前の会社を見て「自分なら立て直せる」と確信を持っていました。

ずっと1人で営業をしていましたが、売上が上がり、営業マンも増えたことで営業部長へ昇進。

2021年に会社を引き継ぎ代表取締役に就任しました。

親族への継承でしたが、「親の七光り」のような目では見られていない自信はあります。社内で誰よりも成果を残したためです。特に継承争いもなく、スムーズに引継ぎをしたと思います。

母が現会長を勤めていますが、現在は私が実務を見て、会長が財務を見るような体制になっています。

親族だからこそ顔色をうかがう必要が無く、社員にとって良いと思う方向に舵を切ることができます。

いろいろな会計士、税理士の方から話を聞くと、親子の事業承継は難しい側面もあるようですが、「soraプロジェクトかなりうまくいったね」とよく言われます。

福岡から世界へ 最短距離で高いハードルが目指せるコールセンター

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(2019年11月25日:福岡県筑紫野市に自社ビル設立)

soraプロジェクトは本社が福岡県筑紫野市、コールセンターが福岡市天神と大橋にありますが、クライアントの99%は東京の企業です。

そのため福岡でコールセンターを探している人も、いまいち弊社の名前が頭に浮かばないのではないでしょうか。

ただ裏を返すと福岡にいながら、日本で最も市場が大きい東京の仕事をしている会社ともいえます。

クライアントは日本のトップ企業や、誰もが知る世界的に有名なIT企業など様々です。

累計で3,500件以上のプロジェクトがあり、法人向けインサイドセールスの専門としては国内トップクラスです。

これだけの規模に成長した今も、福岡に拠点を構える理由は私が「福岡を盛り上げたい」という意志があるからです。

私自身地元福岡が大好きでもっと盛り上げたい一方、正直周りを見渡しても元気のある会社はあまり多くありません。

ステップアップを考える多くの人がまずは上京して力をつけ、そして世界へ羽ばたくといった経路を思い浮かべるでしょう。

しかし弊社は世界的に有名な企業と取引があるため、「東京に出る」ステップを省いてそのままグローバルスタンダードが目指せます。

だからまずは福岡の方々に「地元にこんな企業があるんだ!」「soraプロジェクトっていうコールセンター良いよね!」、と知ってほしいので会社について詳しく紹介していきます。

昼食代も出せなかった極貧営業マン時代に学んだ「成果を出す」大切さ

もともと私は生粋の営業マンだったため、売上を上げることの大切さは身に染みています。

それは、「売上が会社の悩みのすべてを解決してくれる」という実感があるからです。売上が少なければ、従業員の皆さんに満足な給料は支払えません。また、新しく人も雇えないので労働時間が長くなります。

そうしてブラック企業が出来上がります。コールセンターの中には、そういったブラック企業が多くあるのを知っています。

私も、入社して数年間は結構きつかったです笑。給与は手取りで10万円ちょっとで、2回目の大学は自費だったので奨学金の返済がありました。お昼はいつも、ご飯と自分で焼いた鶏肉でしたし、髪は自分で切っていました。銀行のキャッシング枠を利用しましたがそれでもお金が足りず、親族に借金しました。貧乏自慢はこれくらいにしときます。

経営陣や営業部が強くないと、組織全体がブラック化していきます。極貧時代を経験したからこそ、自分自身もあのような時代に戻りたくはないし、従業員の皆さんにもそうなって欲しくありません。だからこそ売上という成果にこだわるのです。

順調に事業が成長しているときだからこそ、極貧時代を思い出し「今の順調な姿は本来の自分じゃない」と、大変だった過去を忘れることはありません。

今順調なのは、選んだ業界が良かったのと、お客様の巡り合わせ、人の巡り合わせが良かったからです。
現状が自分の実力と思い慢心すると、ビジネスではすぐに足元をすくわれます。
慢心しそうな時は、過去の自分を思い出し、自分を見つめなおすことにしています。

営業時代はクライアントに対して「姿勢で見せる」ことを徹底し売上を構築していました。

難しい依頼があっても「できます、やります、どうにかします」と、自信満々に口にしていました。

そこで成果が上がらなければただの詐欺やハッタリになりますが、何とか達成してきました。必死に考え、動く姿勢は社内の人にも伝わります。周りを巻き込むことができるので、仲間も増えます。仲間に支えられながらなんとしてもコミットする意志を持ってここまでこれました。

ただ、営業をしていたときと経営をするときでは立場が変わります。
同じ「姿勢で見せる」としても、代表の立場だとまた違う見せ方があるので、そこは現在でも勉強中です。

代表就任後は組織マネジメントや経理が苦手でした。売上を上げることしか考えていなかったので、苦手というよりは「避けてきた」が正しいかもしれません。

しかし立場が変わったことでそうも言ってられず、自分なりのやり方を見つけたり、自分よりも優秀な人材を採用したりと改善していきました。

幸いなことに、私は人に関しては巡りあわせが良く、次々と優秀な人や個性的な人が入って来てくれました。私がしっかりしていないので、助けてくれる人が多いのでしょう。

今はワイワイガヤガヤしながらもきっちりと目標を追いかけるというちょうどいい塩梅の会社になっています。

ただの根性論に終わらせない デジタルと論理に基づいたプロフェッショナル集団


インサイドセールスと聞くと「気合」「根性」と、とにかくリストからかけ続けるイメージを持つ人もいらっしゃるでしょう。

ただ私が思うに、受注率向上や改善方法のロジックをきちんと数字で語れることが重要です。

デジタル化を進め受注率を高めたり、電話で届かない層へリーチするためにデジタルマーケティングを行ったりと、お互いの強みを組み合わせたサービスを提供しています。

他社の場合だと最低半年からの契約が多いですが、弊社は一ヶ月単位でご契約をしていて、なおかつ相場よりも低い金額でサービスを提供しています。

ただ「気合」と「根性」ではなく、デジタル化とロジックに基づいたインサイドセールスを行っているため、ローコストハイパフォーマンスの実現が可能です。

だからよく私を含め社員たちは「料金が高すぎず、クオリティーは高い」ことから”ちょうどよいインサイドセールス”とsoraプロジェクトを表しています。

決して安くはないものの、クオリティーがよくみんなから求められるプリウスのような存在だと思っています。

特に東京だとインサイドセールスを行う企業が多いものの「テレアポでしょ?」と、まだまだ下に見られていた時代もありました。

私達はただ電話掛けの代行をするのではなく、デジタルマーケティングと掛け合わせ、より高い価値をクライアントに提供しています。

もともと福岡はコールセンターが多い街なので、人材は揃っています。
ただ売る商材に関する知識がないと、なかなかインサイドセールスも上手くいかずモチベーションも高まらないでしょう。

弊社は顧客満足度はもちろん、社員のモチベーションにもしっかりと向き合っています。

様々な商材を売るので全て覚えて欲しいなんてことは言いません。
管理者がトークスクリプトやタスクにしっかりと落とし込み、それぞれが一つの分野を極められるように業務を分散しています。

だからこそ、初心者の方が入社しても1つのことを極めるまで、自分の業務に集中できます。

ここまで読んでくれた方は、私がなぜ福岡でsoraプロジェクトを経営しているのか、弊社がどんな会社なのかわかっていると思います。

福岡でコールセンターを探している、上京せずトップクラスに成長したい。そんな思いを秘め転職を考えている人は、一度soraプロジェクトのことも視野に入れてみて下さい。

#インサイドセールス #福岡 #テレマーケティング #セールス #創業ストリー

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