2021年夏至 鬼滅の刃とコヒーレンス ―暦に意味はあるのか!?―
暦の持つ意味
もうすぐ夏至ですね。
1年の中で最も昼の時間が長くなる日です。
スピリチュアル界隈では毎年、春分、夏至、秋分、冬至の日を特別のひと見立て、瞑想をしたりお祈りしたり、儀式をしたり、何らかの予告や予言がなされたりしています。
今の世を「風の時代」と言って、「風」が目に見えないように、情報や知識など形のないもの、伝達や教育などが重視される時代といわれています。
AIやIT時代なので、風の時代という現象は個人的にはしっくりくるものがあります。
では、特定の時期に何かエネルギー的な現象や変化というものはあり得るものなのでしょうか!?
それともそれらは単に妄信の一つで、そのような認識フレームを持っているから、ニュートラルな現実が、「期待されているように」ただ解釈されているだけなのでしょうか!?
暦は本当に何らかの意味があるのか!?
スピリチュアルという考え方やオカルトという考え方だから、というわけではなく、
個人的には暦の持つ「意味」は存在していると思っています。
「意味」があるならば、そこには何らかの力があることになります。
例えば、車を運転していて右折しようとしたときに、その道に「一方通行禁止」の標識マークがあれば、運転手はその「意味」を介し、右折はしない、という物理的な行動を行います。
これは「一方通行禁止」の標識には、人間だけに通用する記号ですが、農家では「かかし」を立てたり、「大きな目」のマークをすることでカラスを寄せ付けず、作物を守ることが出来ます。
つまり人間以外の生き物でも、このようなマークの意味を理解し、「近づかない」という物理的行動を生命は行うのです。
このことが意味するのは、生命現象にとって「シンボル」とは「意味」と「力(エネルギー)」がもともと存在しているということになります。
婚姻色【こんいんしょく】というものがあります。これは、動物の繁殖期に現れる特有な体色で、魚類,両生類,爬虫(はちゅう)類によく見られ、ウグイ、タナゴなどでは腹部が鮮紅色になり、トカゲは腹部が赤みを帯びます。婚姻色は普通、同種の雄どうしの間では、闘争を解発する刺激になり、同種の雌に対しては配偶行動の刺激になります。
色だけでなく、植物から動物まで繁殖期には自分の体の一部を鮮やかに変化させることは有名ですよね。
繁殖期とは、生命現象にとって一大イベントであり最も重要な時期と言っていいのですが、その要になっているのが「色」と「形」なわけで、つまりは「シンボル」なのです。
そして、そのシンボルが出現したり、消えたりするのは、特定の「時期」で人間以外は春から夏という時期が最も多いようです。
その時期は何が決めるのか、というと、太陽と地球の距離の関係性であって、太陽系は銀河系を一定の周期で周回してもいます。
月の満ち欠けによって人間の感情や体調に実際に影響があるように、星々の運動サイクルが気候変動と関連し、それが生命現象とリンクしていることは間違いないわけです。
そして宇宙は一定のアルゴリズムで運行しているので、大枠の影響するパターンがあらかじめ予想できるというのは普通にあると考えられます。
人間だけが自由に意味付けを設定している
動物や植物、ウィルスに一方通行のサインや言語というサインで意味を介しても通じませんが、
人間同士には、共通ルールとして意味とルールを共有し、法律や規則を作り、生活しています。
しかし人間が創った言語とベースにしたサインやルールよりも、人間以外の生命が共有しているサインの方が抽象度が高く、ゆえに影響力が強くあります。
例えば先ほどのカラスを避ける「目」のマークは、人間にもやはり有効です。また、猿やクマが起こった表情や鳴き声のサインをすると、人間も即座に危険を察知し逃避することが出来ます。
つまり動物界のサインは、人間界のサインよりもより本質的であるとも言えます。
しかし人間は言語空間に長い間没頭しすぎていたため、生命現象が生来持っているサインの意味が読み取れなくなったり、忘れてしまった部分が多々あるのでしょう。
言語というサインを人間同士で共有し、物語を創り、科学技術を発展させて人間独自の情報空間を確固としたものとして築いてきているように見えますが、
人間の築いた空間は自然と解離しすぎてしまい、自然と人間との二人三脚が上手くいかなくなっています。
スピ系の人はその古来からの、生命としての鋭い感覚器官が残っていたり、訓練を続けることで自然サイクルの記号を読み解きことが上手かったのだと考えられます。
古来から、そのような人が巫女として自然(神々)の暗号を説き、大衆に意味を翻訳していた役割があったのですが、
権力に利用される(つまり権力を行使するということは人間のルールに染まるということで、より言語空間に束縛されることを意味する。)ことでいびつになっていきました。
※
よくも悪くもITやAIの技術発達により、人間がなぜ道を踏み外したのか、ということを客観視できるようにもまりました。
矛盾することですが、自然から人間が乖離するきっかけになった一因として科学技術の進歩が要因として一つ上げられますが、
人間の行動を客観視し、最適な道筋を見通し、その技術を提供したのも科学技術でもあるということです。
なので、最新の科学技術とその内容は、スピリチュアルよりもよりSFでカルトじみています。
やはり時期には特定のエネルギーがある
ここまで長くお話しましたが、結局やはり時期というものには、特定の意味があり、つまりエネルギーがあります。
それは人間の都合によるエネルギーではなくて、生命現象や宇宙運行のレベルのエネルギーパターンであり、
生命現象にとって重要な時期とは、より繁栄する方向性に意味がある時期だといえます。
集団で思いを一つにすると地球上の生命に影響力が現れる
環境への瞑想の影響力に関して40以上ある科学的研究が示しているところによると、瞑想の熟練者たちは実際に統計学的に測定可能な調和と平和の影響力を自分たちの環境に創り出すことができることがわかります。
これらの研究が示しているのは、瞑想の参加者数が増えると、きまって、犯罪率が減少し、交通事故が減少し、戦闘(もし戦闘が行われていれば)が減少するのです。
感染病にかかる人の数も減少することが示されています。
それと同時に、失業率、インフレーション指数、株式市場の活動、国民総生産などの統計値から測定される経済状況も向上がみられます。(参考Hp:https://maharishi-kyoto.jp/3875/)
また、以前僕の記事でも紹介したクイックコヒーレンスというテクニックでも
個人のコヒーレンス(より平和的で調和的な状態で、心臓から脳にそのようなシグナルが放射されると集中力、生産力、学習効果、心身の健康状態の工場、治癒力の向上が見られる)が家族、地域、社会、国家、地球に波及していくことが知られています。
鬼滅の刃の親方様の死不川に話した言葉
超ヒット漫画、「鬼滅の刃」の親方様が、鬼殺隊の死不川に話した言葉があります。
鬼殺隊の隊員は皆遺書を書いており、その遺書の内容が殆どに通っていることを話します。
その内容は、
『大切な人が笑顔で
天寿を全うするその日まで幸せに暮らせるよう
決してその命が理不尽に脅かされることがないよう願う
たとえその時 自分が
生きてその人の傍らにいらいられなくとも
生きていてほしい
生き抜いてほしい』
という内容のものです。
私たち人間は、思考を使って言語束縛の世界に普段生きていますが、その世界は自身の生存維持を最も優先する世界で、
競争の世界で最もストレスにあふれている世界です。それが悪いわけではありませんが、あまりに偏ると、心身のバランスを崩してしまいます。
自分という檻から出ると、誰でも大切な人とその未来の幸せを人間は願っている生き物だと思います。
そいて、自身の夢や目標として、その思いを意識している人間は強いのだと思います。
その強さは、自分という枠にとらわれた力ではなく、他者との協力、自然との調和のなせる力なのでしょう。
毀滅の刃は、その力で、個の権化である凶鬼、無残を倒すことが出来たという漫画として読み解きが出来ます。
※
自然のサインやサイクルに気づくというのは、その自分優先思考の言語空間からいったん離れることを示し、
自然と宇宙の流れに同調しやすくなります。
そうなると、
努力という緊張状態を維持せずとも、「自分を含めた他者との繁栄と協調の世界」が楽に芽生えてきます。
夏至の日はそのことに意識を向けると、より自分のライフサイクルが調和と繁栄のサイクルに同調すると思います。
グローバルコヒーレンス
明日6月20日午前10時30分から、グローバルコヒーレンスの時間だそうです。
この時間に意図してクイックコヒーレンスを行うと、より調和のエネルギーに同調しやすくなると思います。
クイックコヒーレンスのやり方は以下に
参考URL:https://www.reservestock.jp/events/545014
『–クイックコヒーランスのやり方–
<ステップ1>
まずはゆったりと椅子に腰掛けましょう。慣れれば、立ったままででもコヒーランスは実践できます。
ストレスから気持ちを切り離すために、心臓周辺に意識を向けます。この時、心臓の鼓動を意識しないようにしましょう。
<ステップ2>
心臓周辺に空気の通り道があることを イメージしながら、5秒くらいの間隔(5秒間で吐いて5秒間で吸う)で、ゆっくりと深呼吸をします。上手くできなくとも、あまり深く考えずに、スムーズに呼吸することだけ意識してください。
<ステップ3>
心臓呼吸を1-3分程度続けたあとに、肯定的な感情を想起してください。周りにいる人たち(家族・友人・ペットなど)を思い浮かべて、その人たちへの「感謝」の気持ちを感じることができる状況などを思い起こして下さい。
なかなかこのような感情を想起することができない人は、自分が一番落ち着ける風景や趣味などを想起することから始めてください。』
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