僕のアムカのお話
僕がアームカットを始めたのは中1の頃。
人間関係に耐えられなくなった、と言うよりも家に耐えられなくなった。
また別の回で話そうと思うが、僕の親は毒親だった。
(それでいて今はその親の介護をしているとなると一刻も早く開放されたいと言う思いや苛立ちで胸がいっぱいになるが。)
毎日の虐待に耐えられなくなってしまって、切った。
痛かったが、同時に初めて、ゾクゾク感たるものが体中を駆け巡った。
そこからはそのゾクゾク感を求めて切った。
毎日切った。
はじめはハサミだったのに、後にカッターで切るようになった。
幸せを感じた。
今思えば、アムカをしていなかったら関われなかった知り合いもいた。
僕にとって自傷行為は、幸せを感じる手段であり、
自分を包んでくれる方法であり、
何よりのコミュニケーションツールでもあるのかもしれない。