その土曜日、7時58分
あらすじ:ニューヨークで不動産会社の経理担当重役として勤務しているアンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は会社から金を横領しており、それを隠すため離婚した元妻のもとにいる娘の養育費もまともに払えない弟ハンク(イーサン・ホーク)を実の両親が営む宝石店へ強盗に入ることを提案する。その計画決行の土曜日、7時58分、事態は最悪な方向へと転がってゆく
私のオールタイムベスト俳優のひとり、フィリップ・シーモア・ホフマンが父親の愛を渇望する男を演じている。この映画の強盗計画は御粗末すぎてツッコみどころが多いのだが、これは崩壊した家族を語る上でのツールにすぎない。この強盗計画の失敗によって露になる家族の叫びと悲惨な末路が心に刺さる
いいなと思ったら応援しよう!
日々観た映画の感想を綴っております。お勧めの作品のみ紹介していこうと思っております。