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ちえの環 「ピラミッドはどうやって作られたかを考察してみる」 #08

これまで陰陽の仕組みについて説明したが、さらにもう一歩踏み込んでみよう。

この世界や宇宙は、2つの渦巻き(対極)から作られているとわたしは考えている。

なぜなら、あらゆる事がこの渦巻の法則に当てはめて説明できるからだ。わたしにとって、あの単純な一筆書きの渦巻は、全てを知る事ができる辞書のようなものだ。

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そこで見えてくるのが、左渦と右渦にはさまざまな性質や法則があることが分かるが、さらに表と裏という仕組みも働いていることに気づいた。

この表と裏は陰陽の性質の1つでもあるが、一定の法則が見えてくる。

ここで、下の図をみて頂こう。

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①左渦(陰)の精神文明が主流の時代

②右渦(陽)の物質文明が主流の時代

といったように、片方が表に立つ時は、もう片方は裏でバランスを取るような仕組みになっているのだ。

これを別の形で表したものを、わたしは機織りの仕組みと呼んでいる。

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機織りのように縦の糸と横の糸で、交互に表と裏に組まれている形。これも様々な場面で活用出来る考え方の1つだ。


では精神文明が表だった時代と言えばいつだろうか。

最近で言えば、エジプトのピラミッドが作られた時代だと考えている。他にも、現代では解明されない古代遺跡の数々の痕跡は、精神文明が栄えた時代の名残なのだ。

精神文明が栄えた時代は、自然界の巨石などを使って後の世にその存在を残した。

推測すると、あらゆる自然界にあるエネルギーや動物の能力、宇宙の力など見えないエネルギーを活用して、反物質的なものに限りなく近いものに変えるという技術が使われていたとわたしは考えている。

例えば、物質の重さを軽くしたり、一度物質を消滅させてまた形成させるという方法が考えられる。

この理論が現代の科学では否定されるのも当然だ。科学の世界では反物質的な理論で考えると、物質は消滅するという現象が起きてしまうことになるため非現実的なのである。科学とはあらゆる方向から見たときに、一定の同じ結果の集大成だからだ。

逆に精神文明の時代では、エネルギーなど常に変動しているものを主観に見た文明だ。もしかすると、当時の人間にはそのエネルギーが形や色で目に見えたのかも知れない。とにかく全く今とは逆だ。

古代のピラミッドの作り方も、コスタリカの巨大な石球も世界の巨大な遺跡も、この渦の仕組みを理解すれば、何となく理屈は説明ができてしまうのだ。しかし、一方の概念のみで見てしまうとずっと理解し難いものになってしまう。

逆に古代文明の人たちが、現代の文明を見た時にも理解し難いことが多いだろう。

ここで分かることは、一方に偏った価値観で物事を見てしまうと理解し難いことも、両方をバランス良く見た時に新たな真実が見えて来ることがある。と言うことだ。

これはどんな事にでも当てはめて言えることだ。日本では「逆の立場で考えよう」と子供の頃から教育されるが、この発想はとても大事なことだ。

相手の立場からの視点だけでなく、歴史や文明、宇宙の構造などあらゆる場面で活用できるのだ。

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