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遂に本当の無職へ。

冒頭の通りです。私はある一般社団福祉法人の役員として細々と、いやとっても細々とやってたわけです。ホームページの制作・維持とか、古物の通販とか、それらを中心に、ゲーム作る技術も勉強しながら……と言う状態で暮らしていました。在宅でできる仕事ですね、その辺りで規則正しく起きては眠り、朝は仕事、昼から趣味を、夕方から家事をして過ごしていました。
一年半ほど続いた会社勤めを鬱の悪化でやめて以来、この会社の立ち上げに関わり始めてから、収入はもちろん落ちました。でも心は随分軽く、療養にもなっており、貧しくてもなんとか生きられており、その上でゆっくりと創作にも手を戻して行ける、そんな生活を送っておりました。そして、この度弊社はゆっくりとした事業ペースから、順調な古物商を個人事業に戻し、その他も個人で請け負い分担する、いわゆる私的整理による倒産、となりました。

俺は、どう生きるか。

どう生きるも何も、いわゆる「公共の福祉」によって支えられる生活に片足以上のものを突っ込んでいるため、そこに従って生きる事になるでしょう。
しかし、私はもっと本を読みたいし、もっとゲームをしたいし、もっと外に出てあらゆる場所で他者と話し、他者を眺め、生きたい。そのためには、私は月に七万円以上を稼ぎ、さらには十万円以上を稼ぐ必要がある。この病気、障害を抱えたまま。しかし、そんな仕事、なかなか無いのである。障碍者雇用でさえ、簡単にハラスメントに遭う。直しようがない部分でのミスを減らすために、毎朝耐えられる限界の頻脈まで服薬の量を増やして通勤した。帰宅する頃には頭がどっちらけていた。家事をすることもままならずに、部屋はどんどん荒れていった。給与自体は悪くなかったので、それに任せて休みの日はずっとシーシャ屋に入り浸っていたんじゃないかと思う。でもそれでも疲労や心労は抜けることがなく、その頃は一番目つきが悪かったんじゃないか。そして、魂も命も、燃えていた。そのまま燃えがらになっちゃったんだけど。
つまり、私は過度のストレスを受けずになんとかできる仕事を月に10万円、稼ぐという何とも言えない難題を乗り越えなくてはいけない。月に14万、16万より、10万を稼ぐ方法の方が、難しいんじゃないか。というか、一般的な方法で労働するのが、マジで難しいんじゃないか。いやこの手帳は「一般的な労働や日常が難しいです」の印だ。自分に何が出来るか。何をして生きるべきか。俺はどう生きるか。どう、死にゆくべきか。正直、もう生きていくのも勘弁してほしい気持ちではあるけれど、死ぬほどの勇気も、整頓もついてない。

働かなくてはならない、と。

この言葉を見れば当たり前の事だ。健康で、ある程度の気力を有した人であるならば。だから、不健康で、気力に少し問題のある人間でも働ける方法を探さねばならないのだ。キーボードは使える、文章の構成能力は見ての通りだ。これで得られる仕事……そんなものに私はほとんど期待をしていない。とすれば私はどうやって社会に復帰していくべきだろうか。私は……社会に復帰できるのだろうか。答えはまだ出ていない。

とは言え生きるしかない。

胃が痛くなってきた。生きることなど死なないだけで十分なのに、生きていればしたいことの欲も出る、難儀な生き方、生き物として不完全すぎる。質素に生きるようにはしているものの、娯楽に生きることを辞められもしない。私はどうやって生きていくのか……約束できるのは、近いうちに自棄を起こして死んだりはしないということだ。それではまた。

最後に、私がいつも有料記事にしているエリアには趣向を変えて食料の支援の欲しい物リストでも載せておこうと思う。

今回の記事は、ここまでになります。いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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りんたろう@マルチライター
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