お気に入りタロット Zillich Tarot
アマゾンの情報だけで購入して買ってよかったカードの一つがZillich Tarotです。岩崎ちひろさんの絵が好きなのですが、その感覚にちょっと似ているかもしれません。
このカードはドイツの水彩画家Christine Zillichがユング心理学的原型的象徴、神話や占星術の影響を受け描いたカラフルなカード。
各カードにはトートのキーワードと神秘主義のシンボルが描かれています。
パッケージの絵に魅かれて購入したけど、全体をみるとイメージと違ってびっくりしたり、残念な気持ちになる事もありますが、こちらのカードは78枚の絵の統一されたイメージの中でカードのもつ明るさ・暗さ、勢い・落ち着きなどの要素が表現されていてどれも美しいカードです。
暗いカードはビックリするほど暗いネガティブな絵(と私は感じる)なのですが、それでも美しいなと思います。私的暗いカードたちはこちら。
特に右下の「TEN of SWORDS」はテレビから這い出てくる貞子みたいですよね。
対してThe Devilはとてもカラフルです。まあ誘惑のカードなので幻想的で美しい色合いというのも納得できますね。
私はウェイト版で学んだので、その知識と絵からのインスピレーションで解釈をしていますが、特に解釈に困ることはないです。普通に占えます。ですが、トートタロットをベースに作られているカードであるので、トートタロットの勉強もしたいなと思っています。
とても美しい絵のカードで、幻想的な雰囲気が好きな方には特におすすめのカードです。
合わせてトートタロットについて学んでみるのがよさそうですね。
トートタロットを作ったのはAleister Crowleyで彼の本も出ているのですが、なかなか難しそうなのと、翻訳がいまいちということらしいので(byアマゾンのレビュー)、まずは下記のどちらかから入るのが賢明かなと思いました。