散步香港036 < 西環 / Hong Kong Museum of Medical Sciences 香港醫學博物館 >
香港醫學博物館という看板を見つけたので行ってみた。写真がめちゃくちゃいっぱいあるのでご覚悟を。
Ladder Street 樓梯街のてっぺんと Caine Road 堅道が出会うところから出ている Caine lane 堅巷から下っていく。
階段を見下ろす場所で左向いたら Caine Lane 堅巷の入り口。
堅巷を歩いていると素敵な建物が見える。テンション上がる。
堅巷の道なりをぐるっと回って下りて行く。
ちょっと遊園地的な場所に辿り着いたと思ったら
Hong Kong Museum of Medical Sciences 香港醫學博物館の入り口。重厚な門があって階段降りていくとか素敵過ぎる。
赤レンガに緑の窓枠に白とクリーム色のポイントとか最高に素敵。
館内に入る前に入り口周りを観察。
なんと入館料$20.00。おっと有料かいな、と思ったが$20なら高くはないので入ってみる。
香港的地下(日本でいう地上階)の展示。館内の建築を見せるというよりは、博物館としての展示物を見せるのがメインなので設置物の美的センスは無い。しかし窓からの眺めが良いので許す。
香港の衛生や医療の歴史。モノクロ写真が好きな私には嬉しい展示。
SARSについて。ちゃんと廣州來的教授って書いてある。真実はまだ生きている。
展示に使っている棚などもなんとなく古めかしくて良い。
別の部屋に入ったら、なぜかふんどしのおっちゃんがいてマジで驚いた。なぜにパンツじゃなくて「ふんどし」なのよ。
しかもおっちゃんの顔、なんかにやけている。怖いってば。
そして二階の展示室へ。黒い階段に白い壁。これもまた素敵。
階段を上がってくるとソファが。これも昔からのものを残してあるのかな。ローカル香港人も旅行者も結構来ているけれど、このソファは今のところまだIKEAの惨状になっていなくて安心した。
どうよこの白に淡いピンクのステンドグラス窓。可愛過ぎる。
そして部屋にひょいっと入ってみると・・・
ぎゃあ!誰かいる!
いやホンマ驚いた。しかも辮髪。
このお二人はネズミの解剖をしていたらしい。変にリアルで怖い。
しかし他の展示物は美しいのでお口直しにどうぞ。
外のテラスには出られないので窓越しに。
そして先ほどの階段をまた香港的地下に降りる。美しいねぇ。
そして今度は香港的地庫(日本的地下)の展示室へ。
漢方薬材の展示室。ここはとても綺麗なので一から造ったのだろうと思う。しかし展示資料が豊富なので、見応えあり。
もう一つの部屋は手術系の器具の展示室。白い壁に無機質な機会が並ぶ。ちょうどいた参観者は医療系の人らしく、広東語と英語なのだけれど、完全に業界用語ばかりでまったく何を言っているのかわからなかったのが悔しい。
そして歩を進めると・・・・
ぎゃあ!ここにもいたよ!
どうやら Vaccine 疫苗の製造らしいが、これも怖すぎる。
地庫の展示を観終わって地下に戻る。
館内には各所に子供たちが楽しく回れるようにスタンプが設置してある。Chop Chop Game と呼ぶらしい。スタンプと余白の内容が一致していないので、適当に押しておいた。
館内入り口の受け付け兼スーベニア売り場にかなりの行列が出来ていて驚いた。この内臓キーホルダーが人気らしい。香港人が「xxx(臓器)のxxx版もう出た?まだある?」とか凄い勢いで聞いていたので、どうやら結構人気があるようだ。大陸人観光客は脳細胞とか頭蓋骨とか心臓とか買っていた。
私が買ったのは・・・また本だよ。でもこういうトレイルのアイデアは良いよね。ウチの The Bruce Lee Way 李小龍事蹟徑もこういう冊子作るの良いかも。
入り口の横にもこんな大きなバナーで宣伝してある。
最後に美しい建物の姿を再度拝む。
Taipinshan Medical Heritage Trail 太平山醫學事蹟徑というものがあるのを知ってしまったので日を改めて行ってみることにする。