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散歩香港115 < 沙頭角(2)/ San Lau Street 新樓街 Sha Tau Kok Publik Pier 沙頭角公眾碼頭 >

San Lau Street 新樓街へ入ってみる。

これは廣州式騎樓なのだそう。廣州式と他がどう違うのかは後ほどガイドブックを読んで勉強してから解説したいと思う。初めて行く場所は、何の先入観も前知識も無く完全にフレッシュな気持ちで歩いてみたいので予習しない主義なの。あしからず。

欧州風カフェかいな?と思ったがどうやらそうでもなさそう。

ここのおっちゃんのふかし芋が美味し過ぎて一袋買ってしまった。

廣州式騎樓の向かい側にはこんな店。家電やレコード売ってたのかな。

隣の店も可愛い。

この壁がかつての国境。返還されたとか言いながら今もボーダー。不思議な感覚。

向こうに見えている建物の住所は大陸。

サッと乗り越えて向こうへ行ってしまえる距離と造り。しかしそれをやると違法入国。不思議な感覚。

視線をまた新樓街に戻す。市集があった。干し魚も美味しくておやつに買ってしまった。

このおばちゃんの菊花茶と五花茶は甘すぎず美味しい。冷たく冷やしてあったし、$10と安いので、速攻買って飲み干す。カンカン照りで湿度高くて疲れた身体にピッタリ。

平日昼間に行ったので店も開いておらず人もいなかったけれど、土日には開ける店もあるらしい。ポン菓子屋さんは土日だけ開けるって言ってた。

通りのどん突きに海が見える。

右側のピンクの建物は普通の住宅マンション。公屋ではないので、購入して住んでいる人もいるってことだね。

海が見える。

桟橋に到着。

自分が立っている場所は香港。見えている高層マンションは大陸。

「沙頭角之角」っていうネーミングが良い。

見えているのが香港一長い桟橋だそうな。五花茶のおばちゃんが「碼頭行きな。碼頭は涼しいから!碼頭のどん突きにあるベンチが好舒服だよ!」と超お勧めしてくれた。「ここは遠浅だから船が入ってこれなくて、随分離れたところに碼頭を置いたせいで香港で一番長い桟橋が出来たんだよ」とトリビアまで教えてくれた。

ここでは絵馬ならぬ絵魚。幸せになるらしいよ。カバンにぶら下げても可愛いな。次回はこれ買ってみようかしら。

この桟橋の wall painting がいちいち可愛くて面白い。

真正面から撮ると自分が映りこんでしまうので斜めから撮ってみたが、それはそれでよく見えないな。単に iPhone で撮るには難しいわ。写真だと見難いのだけれど香港側に「英界」という文字が彫り込んである。歴史ここにあり。

「警察」としか書いていなくて「水警」とは書いていない。

離島行きの船。船長らしきおっちゃんが「上岸せずに遊船河もありだよ。單程錢$40だけだからお得だぞ。」と誘ってくれたけれど、2時間も遊船河している時間が無かったのでまた今度。

言い訳。水平な写真が撮れていないのは、ピーカン過ぎてカメラのフレームがよく見えなかったせい。

大澳もそうだったけれど、海のある所は本当に美しくてアングルちょっとずらして写真バシバシ撮っちゃうね。

ということで次の記事でいよいよ中英街だよ。

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