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散步香港087 < 土瓜灣 / 電影朝聖2 @To Kwa Wan Road 土瓜灣道 Ma Tau Kok Road 馬頭角道 >

木廠街と十三街を抜けて土瓜灣道と馬頭角道の交界へ。

この辺りの古いビルは角丸だしカラフルだし、とにかく素敵。

この電影朝聖Workshop を主催しているのが、この「躍變龍城」という団体というかプロジェクト。この辺りのあちこちに「躍變龍城」のバナーがあって、かなり一生懸命活動しているのだなと思った。

この冰室は今はもう無くなってしまったけれど、この窓は残っていると案内してくれた。

これは Workshop じゃないけれど、歩いていてカラフルさに惹きつけられてしまったポストたち。

明倫街だったかな?へ入っていく。

ぐるっと回ってみると阮玉玲が。ここには元々他のイラストもあったのだけれど、なぜか阮玉玲のみ残して他は消されてしまったそうだ。

Workshop の時には阮玉玲にばかり気を取られていたのだけれど、3日後に再度訪れたら黒い車が無くなっていて、悲惨な的士があらわに。なぜにこんなことに?

この辺りも車房だらけ。中でもずば抜けて生活臭のある車房。

そして馬頭角道のドン突き。昔はこの辺りは家畜の屠殺場だったそう。この向こうに船が着いて、そこから家畜を下して私(撮影者)の背中側にある屠殺場へ運んだそうだ。屠殺場から血などが流れてくるので、この辺りはとても汚くて臭かったらしい。昔、祖父祖母の家がこの傍にあったので、子供の頃にはよく来ていたがいつも臭かったのを覚えている、と Gary が話してくれた。

そしてその傍らにあるビルへ。

ここはエレベーターが無いので歩いて上がる。

ん?なんだか可愛い模様が。

と思ったら八階の「八」だった。降りる時に気を付けて見てみたら各解に表示があったよ。

そして辿り着いた屋上の鐵皮屋。鄭保瑞監督のデビュー作がここで撮られたそうだ。

この屋上からは九龍灣が見渡せる。

啟德機場跑道の石垣は当時のままを使っているのだと思う。もう啟德機場とは似ても似つかない姿になっているのが寂しい。

それにしてもこの屋上は「いかにも香港映画」な感じで素敵過ぎる。

このシーンはこの屋上で撮られたと思うのだけれど、当時と形態が変わってしまったのか、この場所を特定できていないと Gary は言う。

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