散歩香港108 < 深水埗 / Yu Chau Street 汝州街 Wong Chuk Street 黃竹街 the good the bad & the creative 雅俗共想(1.大南街店) >
やはり深水埗も角丸ビル多し。まだまだ古いビルが多く残っているので街並みを見るだけでも楽しい。
これは角丸じゃないけれど色味と上が少し縮んでいるのが良い。
大南街に触発されたのか影響されたのか、汝州街に新しい文青系が増えている。古いエリアだからまだまだ賃料が安くて若者が手を出しやすいのだろうな。
面白い wall painting 見つけた。魚はだいぶシーラカンスな感じでちょっと怖い系だけど構図としては面白い。
黃竹街に香港迷や港產片迷が喜びそうな新しい店が出来ていた。店長によると4月30日にオープンしたばかりだそう。私も大南天梯に時々行く程度なので気付いていなかった。
ここから荔枝角道に出た所には「散步香港100 < 深水埗 / Flying Eagle Restaurant 飛鷹餐廳 MOVIEMARKS >」で紹介したMOVIEMARKSがあるし、この近所には他にも懷舊香港系の店がパラパラと出来ていて、香港迷や港產片迷はしっかり時間をかける心積もりした方が良さそうよ。
実は一瞬通り過ぎそうになったのだけれど、あれ?なんか哥哥がいっぱいやん?と視界の端で捉えてしまったので店に入ってみた。
電影系、歌星系が大量にある。
店に入って「写真撮ってもいいですか?」って聞いたら「當然可以呀,靚女!」って。めっちゃ久しぶりに靚女って言われたのが、嬉しいというか新鮮だわ。「店を出してるからには、どんどん広めてもらいたいからね!好きなだけ写真撮っていいよ!」と。
中古のカメラ、特に傻瓜機(=バカチョン・カメラって今でも言う?)も扱っている。
というのもここの店主、元カメラマンだそう。著名なカメラマンの弟子で、以前は大学などで教えていたみたい。その店長の師傅が撮った写真が、この写真の下部にあるモノクロの写真だそう。実はその師傅の写真をポスターにしたものが貼ってあったのだけれど、これだけは撮影禁止だとのことだったので、そこに書いてあった師傅の名前は憶えていない。失礼しました。
このあたりの写真、めちゃくちゃ貴重じゃない?哥哥迷とかならかなり欲しいよね?
店内の商品は寄賣(=委託販売)のものが多いそうなのだけれど、全部で3店舗持っているし、儲けは度外視だそう。「捨ててしまう物があったら持って来て。捨てるのは勿体ないし、誰かの欲しいものかもしれない、だから循環していける場所を提供したいんだ」という感動的なコンセプトの店。掲げている住所は大南街になっているけれど店舗の入り口は黃竹街に面しているよ。
店長の名前は Gary。電影朝聖も Gary、MOVIEMARKSの店長も Gary。港產片系はなんでこんなに Gary ばっかりやねん。
貰った Business Card の裏に3店舗の住所がある。中環街市の店舗、近々行ってみてこよう。