散步香港075 ＜ 昂坪 / Wisdom Path 心經簡林 ＞

友人から誘っていただいたので何年かぶりに昂坪と大澳へ。日本のTV番組の収録以来だな。今回の同行者が大佛と心經簡林を見たいというのを聞いていなかったので、東涌で集合して昂坪360に乗ると言われたところで申し訳ないが私はバスで行きますと。そう、私は高所恐怖症。しかも昂坪360のゴンドラは足元が透明アクリル。仕事なら仕方ないが個人の遠足なのでわがまま言わせてもらった。バスならかなり時間がかかると言われていたものの、私の方が先に到着するという嬉しいハプニングのおかげで時間ロス無し。

一時雨の予報が出ていたものの、観光客もそれなりにいた。

お線香じゃなくて霧ですよ。

大仏の顔を下から拝んで、次の目的地、心經簡林へ。相当なパワー・スポットだと聞いていたので私もワクワク。

「マイナス・イオン全く感じないねぇ」と同行者が言う。私もそう思ったので「観光客多すぎて、皆に吸われ過ぎて薄くなったんじゃ？」とか軽口叩きながら進む。

ここからいよいよ心經簡林への道となるわけね。

良い感じの廃屋がガンガン出て来てテンション上がる。

これは何の花だろう。栗の殻みたいなトゲトゲだけど多分柔らかい花弁だよね。

こういった廃屋なら爆破とかの撮影もいいんじゃね？とか思いながら。

ここからはトレイルになっているのだったかな。目的地は心經簡林なので、また次回にということで。

霞がかかった山の美しいこと。

風が強くて霞がぐんぐん動くので、山が呼吸しているように見えた。

いよいよ到着。他の観光客もパラパラいる。

実はもっと原始的な感じだと想像していたので、あまりにも綺麗に整備されていてちょっと期待外れ。

わざわざここまで来たのに、後ろの山の美しさに心惹かれてしまった私。

この鳳凰もこの辺りを整備してから造ったのかな、という新しさ。

パワー・スポットと聞き及んで来たのだけれど、私的にはちょっとすっぽ抜け。パワーをそれほど感じなかった。反対になんだか悲しい気が流れていて残念な感じだった。