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散步香港050 < 灣仔藝術中心 / Art of Yuen Tai Yung Movie Poster Exhibition 阮大勇影畫藝術作品展>

Twitterで昨日この情報を見かけて、そういえば!行くの忘れてた!と思って早速行ってみた。

行ってみたらなんと本日は分享會と簽名會が開催とある。Artist Talk ってあるが、阮大勇老師本人が来るの?え?と思って尋ねてみると、そうだという。だったら、阮大勇の名前をちゃんと入れておいて欲しかったところ。

整理券の発行なども全く知らなかったので1時間も前に来てしまったので、作品を鑑賞しながら1時間潰すか、後で出直すか、さてどうしようか、と思っていたところへ阮大勇老師が入ってきた。「阮老師您好!」と声を掛けると「呀!我識你呀!」と言ってくれたものの、久しぶりすぎて名前は出て来なかった。「分享會はチケット取れなかったので、後で簽名會に戻ってきますね!」と一旦そこでバイバイ。

ここからゆっくり鑑賞。皆さんも阮大勇老師の超人的画力を観て。

燈光の加減で、真ん前からだと反射で見えないので斜めからしか撮影できない作品多し。これでも反射の映り込みがまだまだ多いけどね。

この2作品は原画とポスターを並列してくれているので比較が面白い。

この原画はペンで描いているのだけれど、凄すぎて延々見入ってしまった。

いやこれ、ホンマ凄いねんて。

このポスターの構図は阮大勇老師が制作側の注文とは少し違うものを出して、タイトルとの兼ね合いなどでこうしたいというアイデアを申し立てたら制作側に採用された、と阮大勇老師がトークで解説していた、と観客の一人が通りがかりに教えてくれた。非常に面白い話を教えてくれる良い意味でのお節介さん。

これは、一枚の絵の中でストーリーの流れを説明している、阮大勇老師のポスターの中でも唯一動的で特別な手法のポスターなんだと、前出のお節介さんが教えてくれた。ありがたい。そう言われて観るとまた更にこのポスターの凄さがわかるよね。

そしてこれも唯一無二のポスターだと前出のお節介さんが教えてくれた。

このグリッドを見よ!ただ単に感覚で描いているわけではないということよ。こんなグリッドが観られるのもこれ一枚だけだそうな。前出のお節介さんの解説ありがたい。


そして皆さんお待ちかねの龍哥ももちろん出品。今回は龍哥が主題ではないので全作品とはいかないけれど。

添えられているコピーが良い。
麥嘉「映画業界には呪いのようなジンクスがある。阮大勇をポスターに採用した作品は必ず大ヒットとなると。」

許冠文「彼の作品には一種の香港スピリットが込められている。それは香港人が誇るべき時代の体現である。」

洪金寶「阮大勇がポスタリストだって?魔術師というべきだね。’

簽名會の行列。私は出直してゆっくり行ったのでほぼビリけつ。4階の会場からG/Fまでこの状態。

ということで今回ゲットした作品集。会場に展示していなかった作品も収録されているので、全作品を網羅していると思われる。

「名前思い出したんだよ!Sophie だ!ね!」とちゃんと名前入れて簽名してくれました。

まさか会えると思っていなかったので龍哥のTシャツ着て行かなかったのがちょっぴり失敗だったかな。まあ、また次の機会があるさ。

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