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「もう一度」 1年•兒玉瞳


皆さん初めまして。
都立三鷹中等教育学校学校出身、文学部哲学科1年の兒玉 瞳です。


この度、初めてブログを書かせていただくことになりました。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

はじめに、私が上智大学体育会サッカー部に入部した理由についてです。私は高校3年間サッカー部のマネージャーに所属していて、大学でも続けたいと思っていたからです。

私の学校は中等教育学校で、中等部を前期生で(1年生〜3年生)、高等部を後期生(4年生〜6年生)と呼びます(以後、この表記で進めていきます)。

私は中等部まで、小学校1年生から始めた競泳を続けていました。しかし3年生の冬に足を骨折し、復帰後も成績が奮わずスランプになっていました。

そんな時に同期のサッカー部の部員にマネージャーをやってみないか、という話を受けました。実は水泳部のときの先輩がマネージャーとしてサッカー部に入部しており、仲も良かったので勧誘されたのだと思います。

ちょうど怪我の後のスランプ期間、このまま競泳を続けていくかどうか悩んでいた時期でした。サッカーについての知識もほとんどない状態で迷った挙句、水泳部の先輩となにか新しいことにチャレンジしようということで入部を決めました。

競泳しかやってこなかった私にとって、入部したての4年生の頃は本当に大変でした。慣れない男子だけの世界、用語も仕事も部員の名前も覚えることが多く、なにより練習が長く多い。競泳が個人競技であるのに対して団体競技のサッカーに慣れるのにも時間がかかりました。

日々の練習や遠征、合宿、試合の場数を踏み、ようやく部活にも慣れてきた頃、部のサッカー方針や目標などを部員と一緒に考えていくようになりました。

6年生が引退した後、5年生のときの私は新チームを作るにあたって、同期の部員と一緒にどうしていくべきかを考え、よく話をしていました。

私は、人間は完璧にお互いを理解できないと思っています。似たような価値観、考え方でもただ似ているだけで、完璧に同じではなくズレがあるものです。また、たとえ相手が自分とは全く正反対の考えでも、その相手の意見に一理あることもある。そして自分には理解できないような考えを持っている人に対しても理解しようとする努力が大切です。だから人との関わり、人間関係といった社会の中で避けられないことは複雑で難しいことです。

新チーム作りでうまくいかない中での葛藤、悩みから私は上記のように考えるようになりました。今思うと私が他者との対話、関係について深く考えていたことが哲学に興味をもったきっかけかもしれません。

そんな中で、必死に毎日練習して試合で勝てたときの嬉しさや充実感はなんとも形容し難いものでした。苦悩を乗り越えて勝利を勝ち取ったその瞬間がとても美しく、部員とその景色を共有できたことが嬉しくて、これからはもっと部員を支えていきたいと思うようになりました。

サッカー部に入って大変じゃないことなんてあるわけがなく、でもその全てのことにとてもやりがいがあり、充実していました。
これがまず、私が上智大学体育会サッカー部に入部した理由です。

次に、上智大学体育会サッカー部でどのようなマネージャーになりたいか、ということですが、これについてははっきりとしています。

冷静に物事を判断し、余裕を持ち、周りを見て行動できるマネージャーになりたいです。

高校のサッカー部でマネージャーをしていたときは、全てのことが初めての経験で、覚えるのにもこなしていくのにも毎日必死でした。

一度マネージャーを経験しているからこそ、焦らず、よく周りを見て選手をサポートし、頼れるマネージャーになりたいと思います。

長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
これからよろしくお願いいたします。

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