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デジタル時代の子育て〜役に立つか立たないかは誰が決める〜

デジタル時代に重要となる集中力をテーマに書いています。前々回は運動効果、前回は人のスキルについて分類したものを書きました。その中で出てきた「非認知スキル」に分類される、内面から着目していきたいと思います。

「自己肯定感」
日本人は、低い?高い?

内閣府「子ども・若者白書」より

自己肯定感が44.8パーセントから46.5%に上がっています。
一方で、自己有用感や将来への希望は低いですね。

驚いたのは、「社会貢献意欲」です。70.8%もあるということに驚きました。他方で、チャレンジ精神は5割くらい。

このデータから、一般的な人物像を言葉にしてみます。

自分のことはそこまで嫌いじゃないけど、
あまり役には立てないかもしれない。
今、取り立てて不満はないけど、将来に安心しているわけでもない。
新しいことにチャレンジはできないけど、社会貢献する意欲は高いです!

日本は自己肯定感が低いと言われています。実際に、アメリカ・中国・韓国・日本の国際比較だと最下位。

「やっぱり日本人って自尊心低いんだ」と思いがちですが、
ここからが興味深いです。

潜在的な測定(IAT)で…
親友と比較して自分は優れているか(イケてるかどうか)を調べて見ると、中国より高くなったそうです。

さらに。同じく潜在的な測定で、
大学生を対象にして、大学生グループ(私たち)の中で自分が優れているか(イケてるか)を測定すると、アメリカ・中国を引き離して圧倒的に高かったそうです。

日本人ってまだまだ謙虚の美学があるからでしょうか。
出る杭は打たれる?日本の文化的なものでしょうか?

主観的なアンケートだと低く結果が出るのに、
潜在的自尊感情を調べると高く出るということです。

上のデータで出てくる、チグハグさ?みたいなものに、妙に納得しました。
子どもたちも、日本の文化にどっぷり浸かっているんですね(汗)。

「役には立つ」とは言わないけど、
社会に貢献します!


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