もしもパワハラ上司が総理大臣だったら・・・
今の日本は、パワハラ上司が総理大臣をやっているようなもの
現在なぜか、オリンピックの感染対策において、飲食店と酒が悪者にされています。
酒を販売している店や、提供している店に対して現政権が違法を疑われる方法で脅しをかけようとして問題になりました。
その事に対して、総理は承知していないとの事でしたが。
後に成って、総理を含めた閣僚全てが説明を受けていて、その時に誰れも異を唱えたものはいなかったという事です。
異を唱えなかったという事は、承知をしたと受け止められても仕方ないのではと、野党は追及をしていましたが。
全くその通りだという以外に感想はありません。
だいたい、酒と飲食店だけを悪者にしていますが。
酒が、悪いわけではありません。
問題にしなければ成らないのは、店舗に対しての時間制限ではなく、店舗の大きさに対しての人数制限であって。
それと酒を飲む時の、衝立の設置や、人と人との距離を最低でも2メートル以上取る事や、換気を十分にする事などでしょう。
それに、感染対策にもっとも逆行する事は、この時期にオリンピックを開催する事です。
それを差し置いて、酒を問題にする事は。
スケープゴードをワザと作り上げて、それを悪者にする事によって問題の本質から目をそらさせる事にほかならないでしょう。
そして、もっとも問題と思うのは。
脅して自分たちの言う事を聞かせると言うことです。
そのような政治手法は、まったく民主的ではなく恫喝的だという事です。
飲食店も、酒類を販売している店も。
同じ国民なのですから、政治がやるべきことは。
感染対策に対する支援であって。
日本のように、従った店に対しての協力金ではなく。
外国の行っているような、例え半年間のロックダウだろうとも、従えるような一人ひとりに対しての十分な補償だと思うのです。
脅して言う事を聞かるという政治手法では。
それではまるで、映画「仁義なき戦い」の世界のようなものです。
金子信夫の演じた、親分と何ら変わりないのではないかと思われても仕方がないのではないかと思うのです。
封建時代ではない、現代の国家行政の長である総理の役割とは。
まるでパワハラ上司のように、役人を怒鳴り散らしていう事を聞かなければ左遷させたりすることではなく。
無理やり国民を脅して、自分たちの言う事を聞かせることでもなく。
ドイツのメルケル首相のように。
国民を、包み込むような優しさを持っていなければ成らないと思うのです。
コロナ対策での、ドイツのメルケル首相の演説は、全ての国民に寄り添ったもので、とても素晴らしいものでした。
それでこそ、皆が後に従い続こうと、自然に思うものなのではないでしょうか。
「5本に1本は書かないと、“筆が腐る”」と。
政治ネタも書かれている菊池正夫さんのエッセイには。
このように書かれています。
「羅針盤や海図は、憲法と同じく正常だ。異常なのは、日本丸の「舵取り」ではないか。」
「針路【エッセイ】六〇〇字」より
その国の「舵取り」が異常なのでは、何処に向かってしまうか安心して乗ってはいられませんよね。
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もしもパワハラ上司が総理大臣だったら・・・
2021.7.14
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