StereotypeとGeneralizationを比べる📄
こんにちは!SOOR代表の飯塚です。
今回は、
Stereotype と Generalization
について書いていこうと思います☀️
皆さんは、これらをご存知ですか?
私はStereotypesは知っていたのですが、それに近いものとしてGeneralizationsというものがある事を知らず、インターナショナルコミュニケーションの授業でこの2つを比較したときに初めて知りました!!
とても興味深い内容だったので、シェアしつつ更に掘り下げてみます!
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What is a Stereotype??
What is a Generalization??
まず、これらが何なのかを👇👇👇
【Stereotype__ステレオタイプ】
ステレオタイプとは、多くの人に浸透している固定概念や思い込みのこと。
例えば、国籍・宗教・性別などのように、特定の立ち位置の人に対して持たれる、単純化されたイメージを言います。
人権啓発用語辞典によると
●過度に単純化されていること。
●不確かな情報や知識に基づき誇張され、しばしばゆがめられた一般化ないしカテゴリー化であること。
●好悪、善悪、正邪、優劣などといった強力な感情を伴っていること。
●新たな証拠や経験に出会っても、容易に変容しにくいこと。
と記されています。
具体例としては、
「日本人はアニメが好き」(国籍)
「O型はおおざっぱ」(血液型)
「女性は気が利いておしとやか」(性別)
など。例を見るとわかりやすいですよね。
【Generalization__ジェネラリゼーション】
単語の意味としては、
・一般化
・普遍化
・(総合、総括した意味結果の)概念
・帰納的結果
などが挙げられています。
(日本語にはピッタリハマる言葉がない気がします)
ある事柄から、より大きなカテゴリーのイメージのことを作り出すことをいいます。
ステレオタイプに比べて、あまりポピュラーでは無いかもしれません。実際、ジェネラリゼーションで検索をかけてみても、記事を書いている人などは非常に少ない!!!
(英語で検索してみるとあります)
具体例としては、
「あまりに辛い食べ物を、韓国から来た友達が普通に食べていた」
☞「韓国人は辛さに耐性がある」と導き出す。
といったものがあります。
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何が違うのか?
ここまで、ステレオタイプとジェネラリゼーションについて基本的な部分に触れてきましたが、このふたつはどちらも
「・・・は、〜である。」
という型にあてはめることができます。
ですが、このふたつの持つ特性にはこんな違いがあります。
feel like you belong
(http://feellikeyoubelong.com/whats-up-blog)
によると、
Generalizations are helpful.
Stereotypes are hurtful.
もう少し詳しくみてみましょう。
When we make a generalization, we are attempting to look at the behavior of many people and note similarities. While we do this, we focus on being descriptive and not judgmental.
☞ジェネラリゼーションを行う時には、多くの人の行動を観察して、似ている点に着目しようとします。そしてその間、(一方的な)判断ではなく、描写的な部分に重点を置いています。
On the other hand, stereotypes tend to lock people into categories with the idea of limiting that group. Stereotypes seek to make judgments rather than to describe.
☞それに対して、ステレオタイプは狭い考え方によって、人々を分類して考える傾向があります。ステレオタイプは、描写的に考えるよりも、(一方的に)判断しようとします。
(訳はなんとなくです!ごめんなさい!💦)
これを読むと、
Generalizations are helpful.
Stereotypes are hurtful.
の意味がわかりますよね。
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さいごに
異文化理解の観点において、ステレオタイプとジェネラリゼーションの考え方は混同しがちです。
ですが、だからこそ、その異なりを理解していることで、思考の幅が広がるように思えます。
私も、効果的にこの2つの観点を用いていきたいです!