【5回目の6月POP UPの結果】灼熱の太陽の下での販売で汗と戦った日

Hola～！アスキです。
先週日曜日はまたPOP UPをしました！
今回は4，5月に行ったPOP UPのオーガナイザーから誘っていただき、彼女が開催する別のロケーションで初開催の場所に出店しました。

前回2回はとてもロケーションがよかったのですが、あいにく2回とも雨が降ってしまい、結果半分と言った感じで終わりました。
なので、今回は雨が降らないといいなぁ、と毎日チェックしていて天気予報は晴れ。
前日はバースデーパーティーに出席しなければならず、相変わらずジャンも直前に体調を崩し、二人とも寝不足、体力不足の中、当日の強行突破。

当日朝6時起きで、7時過ぎから設営しはじめましたが、この日はこの時間からとんでもなく暑い、、、！！
私はショートパンツを履いていると蚊にすごいさされるので（しかもマイアミの蚊は強くて、腫れが引かないのでさらにやっかいなのです）、いつも長いパンツを履いているのですが、晴れそうだからと通気のよい作業しやすいコットンのオーバーオールで参戦しましたが、、、、30分もたたない間に私の体は汗だく。
暑すぎて、汗が滴るのを感じる、サウナにいるような暑さ。
ジャンも横で顔を真っ赤にして汗をかきながら準備していて、二人とも暑すぎるのと寝不足でイライラしてしまい、これまた会話がうまく成り立たずモタモタと設営をしました。

スタートは10時から4時までだったのですが、猛暑で30度越えの中、白い道路の中でやっているので、太陽光が全部反射して跳ね返って顔に来る、というくらい暑い。
お客様が来てくれるのですが、なんせ汗だくすぎて言葉がうまく出てこない、、、！笑
それくらいの暑さでした。
なので、12時過ぎてさっさと帰っているブースの人もいたりして、ジャンもギブアップしたい感じで「早く帰る？？」と聞いてきましたが、私は「4時までと皆に招待して言ったから4時まではいます」と、これまた日本人のマジメさを消せず、4時まで踏ん張ることに。

結果、多分どのブースより今回私たちが売ったであろうというくらい、結構高い洋服なども売れて、やった甲斐はありました！！
撤去するのにまた汗だくになり、やっと車に積み込んで車の中のエアコンの風を浴びた瞬間に「W OOOOOOOO W　～～！！待ってましたぁ～！！！」という声とともに、しばしこの風に身をゆだねた私とジャンでした。爆笑

2人で帰り際に「もうアウトドアのPOPUPは涼しくなるまで出来ないね」と心に決めた私達。笑
じゃあどこでやろうか、なんて話しているとジャンは
「でも今日もやっていて、方向性はあっているし、自分のバイイング能力が発揮できていてそれが結果に出ているのが嬉しい、これをもっとちゃんとした形にしたい」と熱弁しはじめたのでした。
私も自分たちのスペースを持って販売するのは最終ゴール、と思っていましたが、ジャンも同じように真剣に思ってくれていたのは驚きとともに嬉しかったです。

余談ですが、彼自身は今までメディアの業界でイベントや広告撮影のディレクター、フォトグラファーを大学卒業してからずっと一人でやってきたのですが、私もファッション業界で近しい経験をしているので彼の苦労がわかるのですが華やかに見える業界ほど、現実はとてもあわただしく、注意しなければいけないことが山ほどあることが多いです。
。彼も15年以上同じ業界で仕事をし、多くの業界人や大きな会社の仕事を引き受ける中で、「その場を仕切る」というのは「神経が磨り減る」仕事であり、長年蓄積しているその大変さが去年のコロナでさらに悪化して、さらに神経がすり減ってしまったのも事実です。（どの業界でもコロナでの苦労は
もちろんあるかと思いますが）
彼の場合は、マイアミでの撮影＝ビーチ、という設定が大体なので、下手すれば15時間かそれ以上ビーチでマスクをしながら、6feetの距離を保って出演者に指示を出しに行ったり、設営の指示をしたり、ケータリングの食事も気を遣ったり、とこの暑さでマスクをして一日指示出しして動き回るというのはかなり疲れるし、そのコロナの変化で給与が変わるのか、といえばそこは全く変わらない。
そんな仕事を去年何個も経て、ジャンは今年「もうメディアの仕事、同じように働きたくない」というターニングポイントを迎え、それと同時期に私がＰＯＰＵＰを始動しはじめたので、ジャンが50/50で関わり始めたのは予想外でしたが、これもit was meant to be (そうなる運命だった）と今では思い、今に至っては2人で同じ夢を追いかけるというところに至っているのは不思議ですが、そこまで一緒に出来るパートナーであってくれて心強いです。

段々と人づてに私のアクセサリーも広まって、オーダーしてくれる人が増えたり、今日はお店を持つオーナーに日本の雑誌をテーマにイベントを行うミーティングをしたり、その後に違うお店でアクセサリーをおいてもらう交渉をしに行ったり、と私の地道な営業活動も一歩ずつ進んでいっています。

で、「肝心のメインのお花はどうしたの？？」と思う方も多いと思います。お花は今は、正直休業です。
何故？？
私がお花で表現したいアートはニッチなものであり、「なんでもやります」というものではないのが悩んだ結果の答えです。
私のあらゆる創作活動のピラミッドの頂点にいるのがフラワーアレンジメント。
だからこそやりたくない花のアレンジメントをする、というのはアーティストの私のエゴですが「NO」と答えたい自分がいるのです。
自分の気持ちが乗っていないのに、無理やりつくる、というのはお分かりと思いますが、いいものは作れない。
私もシンプルなものに挑戦するのも必要と思いつつ、「無理やりチャレンジするものでもない」とも思うのが事実。
その代わりにアクセサリーやビンテージのものを販売するのは楽しみつつも、「何が売れるかわかる」という長年の営業の観点からフラワーアレンジメントより裾野尾を広げてビジネス視点で考えられるのが、私には向いている点。

そして何より、私が生けたいフラワーアレンジメントは、それなりにコストがかかります。
表現したいものをつくるのに花も花器も無料ではないので、アクセサリーやビンテージの商品を売ってフラワーアレンジメントの自分の頂点のアートに投資するのは私が日本で営業の仕事をやめなかったのと一緒。
最終的にお花はまだ待てる、と踏んでいます。
ある程度自分で資金を作って、スペースを確保して、そこでお花の世界を見せる、「自分の納得できるかたちで見せる」、生意気に聞こえるかもしれませんが、これが今一番しっくりくるなぁ、と思っているし、しばらくは二兎を追わないでこのアクセサリーとビンテージ商品を軌道に乗せて、「ビジネス」と呼べる利益が出るシステムに変えていきたいなぁ、と思っています。

なので、お花はちらほら、自分のアートでもちろん表現していきますが、今は何より「波に乗る」のが大切なので、目の前のことに集中して１つずつ超えていきたいなぁ～と思っているので、長い目で応援してもらえたらと思います！

夏には東京の渋谷にお友達がオープンするお店にも置いてもらえる予定なので、日本の皆さんにも少しずつ紹介できたらと思っています！！
ではでは～～！！