
アースデーとソニー
広報部のRTです。本日4月22日は、一人ひとりが地球環境について考えて行動する日「アースデー(地球の日)」です。アースデーにあわせて、ソニーが取り組む環境活動の一部を紹介します。
グループの中でエレクトロニクス事業を担うソニー株式会社では、環境中期目標「Green Management 2025」の達成にむけ、地球と人の未来のために今できることへの挑戦を続けています。
小型製品のプラスチック包装全廃を目指す!
ヘッドホンなど小型製品における個装パッケージでは、プラスチック包装全廃を目指しています。
プラスチック包装の削減に加え、完全ワイヤレス型ヘッドホン「WF-1000XM4」においては、環境に配慮した紙素材である「オリジナルブレンドマテリアル」を採用しています。これは耐久性や強度の高いリサイクル可能な紙素材で、プラスチックを一切使用していません。リサイクルペーパーの素材を生かした、ユニークな風合いが特長です。



5Gスマートフォン「Xperia PRO-I」では、プラスチックを使わない個装パッケージを実現しました。
フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7 IV」の梱包では、プラスチックを削減したリサイクル可能な材料を使用しています。

独自開発の再生プラスチックの活用を推進
バージンプラスチック使用削減に欠かせない再生プラスチックは従来、耐久性や音質など開発における課題がありました。ソニーでは、耐久性・耐油性・高い品質を実現する再生プラスチックSORPLAS™(ソープラス)や、製品に合わせた再生プラスチックを開発し、製品での採用を拡大しています。
ブラビアや、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7 IV」、完全ワイヤレス型ヘッドホン「LinkBuds」、サウンドバー「HT-S400」など、デザイン性と性能を兼ね備えた製品が続々とラインアップに加わっています。

<テレビ>
環境負荷の削減にも貢献しながら、高画質による最高の視聴体験を味わえるイノベーションをブラビアで実現しています。SORPLAS™の外観への使用には高い設計ノウハウが必要でした。 検討を繰り返し、最も面積の大きいリアカバーに採用できるグレードの実用化に辿り着きました。大型部品から梱包材に至るまで、製品全体のバージンプラスチックの使用量削減に取り組んでいます。
<サウンドバー>
再生プラスチックが持つ音質面の課題にチャレンジし続け、サウンドバーへの導入に成功しました。成型して部品になった時に適度な響きになるように、成型品の板厚やリブなどの構造を最適化し、響きをコントロールしています。さらに、ドライバーユニットは軽快感が出るような仕様を採用。埋もれていた個々の音が聞こえるようになり、音の解像度を高めることができました。

<ミラーレス一眼カメラ>
機能性と軽量設計、環境配慮を同時に追求するのは、ミラーレス一眼カメラの製品群です。「α7 IV」は、太陽光発電など再生可能エネルギーを使用する工場で製造を行っています。
再生材利用率最大99%を実現するSORPLAS™については、こちらから。
ソニーグループでは、2050年までに環境負荷ゼロを目指す環境計画「Road to Zero」を策定しており、この達成に向けて段階的に環境中期目標を設定しながら行動しています。
今回のアースデーにあわせ、ソニーグループでは「地球とソニーのストーリー」動画を企画しています。グループCEOのメッセージとともに、ぜひ下のリンクよりご覧ください。
