伝わる具体・抽象はどんなものか
「これ私が知りたい。」
パッと「要するに、こういうことですよね。」「こんな例がそうですよね。」と言いたい。
具体と抽象を行き来できるようになりたい、と思いながら日々を過ごしています。そんな今日もシャワーを浴びながら「何を投稿しようか?」と考えていました。
そこでふと思いついたのが、マジカルバナナです。「赤と言えば、リンゴ」「リンゴと言えば、フルーツ」と、言葉を元に連想を繰り返していくゲームです。
「赤と言えば、リンゴ」。赤色はリンゴに比べて抽象です。赤色の物は他にもたくさんあります。トマト、唐辛子、さくらんぼ、郵便ポスト、信号機、YouTubeのマーク。
もちろん、リンゴもたくさん種類があるので、それらに比べたら抽象的です。ジョナゴールド、ふじ、世界一、陸奥(これくらいしか知りません)。
「リンゴと言えば、フルーツ」。これもリンゴを抽象化した時の一例です。リンゴはフルーツというもっと大きなくくりの1種です。フルーツと言えば、みかん、ぶどう、もも、いちご、さくらんぼ、マンゴー、キウイ、パイナップルなどなどあります。
マジカルバナナというゲームは、交代交代に具体と抽象を行き来するゲームと言えます。そして、ゲームオーバーになるのは、「何も出てこなくなった時」と、「相手に伝わらなかった時」です。
特に後者が重要です。誰かが「え?それ違くね?」と言ったら審議タイムに入ります。
つまり、それは自分の具体なり、抽象なりが伝わっていないのです。「なぜそれが連想できるのか」の説明が求められます。ここで相手に伝えられれば、自分の具体化・抽象化がうまくいっていることを確認できます。
まあ、説明を求められて納得できるのは、グレーゾーンでしょう。相手に適切に伝えるには、相手の知識・興味を踏まえた上での具体・抽象が求められます。だからこそ、マジカルバナナはいい訓練になるのではないかと思います。
それに加えて、マジカルバナナはリズムに乗って回答する必要があるため、「瞬発力」も鍛えられます。具体・抽象はいざという時にパッと出せてこそだと思っているので、うってつけのゲームではないでしょうか。
P.S.
なぜ、マジカルバナナを説明するのにバナナではなく、赤色から始めたのでしょう。わかりません。
マジカルバナナをやる相手がいないそんなあなたへ(ギクッ)。chatGPTとやってみるといいかもしれません。試しにやってみました。
お恥ずかしながら、「醤油メーカー」の続きが出てこないでリタイアしました...。
詰まったら、どうしたらいいのかも教えてくれるので、トレーニングになります。
ちなみに私は、醤油メーカーの具体例ばかりを挙げようとして詰まりました。ここですべきは、抽象化の方向性に切り替えることでした。そうすることで、「調味料メーカー」とか、「飲食業界」とか、「発酵食品メーカー」とかがあります。
まあ、醤油からキッコーマンと投げた私も、悪いと言えば悪いのですが。
書いていて、chatGPTとマジカルバナナをやるのはマジメにありなのでは?と思いました。では。