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本は1日1冊までがちょうどいい

なんとなくそう思った。「たくさん本を読もう!」と意気込んでも、2冊が関の山で、それ以上はもはや辛い。ただただ文字に目を通すことに意識が向いて、内容が入ってこないことも多い。マンガは別だが、活字なら300ページ以上の本は1日1冊が限度かもしれない。

そう考えると1年間で読める本は自ずと決まってくる。そんなことを考えるのは楽しくないが、まあ現実として受け止める必要も出てくる。そもそも1日1冊を毎日続けるのも現実的ではない。

私は「これが現実。」を受け止めるのが中々難しい性格だ。「なんかやれる!??」がいつも頭をよぎり、何度も試している。しかし、一度も成功した覚えはない。折れると分かっているメンタルで常に挑んでいる気もする。これは自分一人でやっていることだからできることで、誰かが関わった途端に臆病になる。かなり安全マージンを踏む方で、1mmもそんな精神を持たない。

そんな話はさておき、「1日1冊」はかなりいいヒラメキというか、直感だと思っている。妙に納得している。「自分の限界を決めつけること」にも等しいが、「あぁ、そういうものだ」と、どこか悟ってしまった感がある。もちろん気分で「もう1冊!」という日もあるし、そういう日は果敢に2冊目を読む。

1日に読む本の数の天井を決めることで、他の時間の使い道が見えるように思っている。これまではゲームのように無尽蔵に「やるぞ!」という感覚だったが、「ゲームは1日1時間」のように制限を設けた方がうまくいくように感じる。
(ちなみに「ゲームは1日1時間」は守った試しがない。自然とそうなっている日もあるが、1時間で止めようで止まったことはない。)

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