来年の手帳はキミにきめた!
もう10月です。「そろそろ来年の手帳を…」と考えていましたが、「そういえば、去年買ったのって9月だったっけ?」となんとなく思い出してました。
今年は、ジブン手帳のDAYsを使っています。
(下記リンクは2025年のもの)
この手帳は1日1ページ使えることが気に入って買いました。当初は、ページ左半分をスケジュールに、右半分に実際にやったことを書いて、「予定通りに行ったのか」「何か時間使ってるなあ〜」と、自分を客観的に見るために使うつもりでした。
そして、下のスペースに改善点や何か特記事項があれば書く...みたいな使い方を想定していました。
まあ、早々に挫折して、ただの日記に成り果てたのですが…。それも毎日は書いていません。この手帳、確か4000-5000円した記憶があります。「え?高くね? 1日15円くらいの価値あることしてるかな〜?」と疑問に思ってしまったわけです。疑問に思ってしまったが最後。買うことに抵抗感が生まれます。
そんなことを思いつつ、去年手帳を買ったお店に向かっていたのですが、途中立ち寄った本屋さんで、偶然の出会いがありました。
新潮社から発売されている『マイブック』です。
ペラペラめくると日付と曜日だけが入った白紙の本です。ご丁寧に、表紙をめくった1ページ目の著者欄は空白。著者の略歴が書いている表紙裏には「あなたの写真を貼ってください」と書いてある。さらに、1番後ろのページも抜かりがない。発行部数や出版社、発行所は記載されているが、著者名は空欄。まさにマイブック。
そして、この本なんと500円で買えます! 1日1.5円です。今年の手帳の1/10です。
来年、自分がどう手帳を使っているかは分かりません。「来年こそはしっかり書く!」と意気込んで、使わないで損するよりも、この手帳を使わなくて損する方が後悔がない。そんな金銭的な理由と、現在の状況を鑑みて来年はこの手帳で行くことに決めました!
ちなみに、ジブン手帳はマンスリーページの1番下の欄を使って、習慣の記録も取っていました。
これは毎日欠かさずに使っていて便利です。ひと目で、月に何日なにをやったのか(何時間やったのか)が分かります。これのために4000-5000円払うのは、私にとっては高い。何か別なもので代用できると思ってます。今あるアイデアは、『マイブック』の特定のスペースに習慣の欄を作って書くことです。これが手っ取り早いですが、習慣にしていることが変わったり、そもそも欄を作ることを考えると「うーん」と考えてしまいます。
『マイブック』にしようと思ったのは、金銭面や現状も大きな要因ですが、「本を作る」という体験に惹かれたのもあります。私もnote上で日記という体で文章を書いていますが、「本にしよう!」と思ったことはありません。
文学フリマで、日記をまとめて本にして売っている人がいるのは知っています。そんなことから、「自分が書いた日記が本になる」のは、当然のように思えることですが、「あっ、それでいいんだ」と、どこか気の抜けた感覚があるのも確かです。
文学フリマで日記を本として売っている人は自分で製本作業をしなければいけません。しかし、『マイブック』の場合は書くだけで本になります。書くことだけでも大変かもしれませんが、書くだけで本を作れるのは体験のハードルとしてグッと下がります。そう考えたらアリだな、と。
P.S.
みち半ばで「今年の手帳を買う!」という目的を果たしましたが、「手帳が売っていたのは9月なのか?10月だったのか?」を確認するために、せっかくなので去年買ったお店にその足で行きました。残念(?)ながら売り切れでした。ということは、例年通りの売れ筋ならば買ったのは9月になります(ザル推定)。