自分が支えるという勘違い

夫へ
こどもたちが自由に生きる選択肢を得る為にという名目で
遠くに行きましたね
あなたは、自分がそうすれば問題が解決すると思ったのでしょうが
あなた自身が家族に支えられている事を
見くびっていたのでしょう
お互いの喪失感を支えあえる関係になりたいかどうか
私には分かりません
これまで、どのくらい私たちが生活を支えていたのか
あなたは、家族の事を愛してくれていたと思うけれど
家族の事を見ていたのでしょうか
つらい事苦しい事に目を向けず
のんきにいられることはとても大事ですが
核心には怖くて向き合えないのですよね
踏みとどまって一緒にいられなかったことを
とても残念に思います
あなたには健康でいてほしいけれど
それゆえに向き合う事をしなくていい様に私がしてきたのでしょうか
私が支える事が当たり前だと思っているのかどうか
返事がないのは
残念です
そばにいる事が大事だったのに
私もあなたもわかっていなかったのではないでしょうか
自分が怖いと思った事を言わずに
前という違う方向を向いて行ってしまったあなたを支える事は
とても難しいです
あなたが
あなたと
会話できる事を望んでいます

私は私で
あなたはいつも味方で
なにがあっても揺るがない人だと思い込んでいた
私も経済的にも
精神的にも
家族が健康にいるために頑張っているのだから
あなたも向き合っているはずだと

私は私で自分と話をしていかないと

家族も
社会も
少しずつ寄りかかっていいと思っていた時に
娘がいなくなって
揺らいでいる最中だ