過去のいじめと閉ざした心と後悔と

ひとの優しさを素直に受け入れられない
僕にはそんな部分がある

幼少の頃から
人の中で馴染めず
学校でもいじめを受けていた

そこから
自分を肯定することもできず
ひたすら心を閉ざしては
ひとを拒み続けていった

三十代を超えた今でも
ひとと共存することに
難しさを感じてしまう瞬間がある

過去のトラウマや
そこから来る思考の癖などは
ある程度
自分の中で整理することはできた

いつ
どの瞬間でひとを拒んでいるか
拒んでいる時の気持ちや思考
それらも
客観視できるようにもなった

ただ時々
自分を認めてくれたにも関わらず
無我夢中で
相手との縁を離してしまうことが
まだまだある

トラウマだとか
認めてもらえなかったからとか
そんなふうな言い訳も
通用しない年齢でもある

だからもっと
真剣に自分を見つめ直しては
ひとの優しさを恐れることなく
受け入れられる自分になろうと思う

いつか
心の中がぽっかり空いて
味のしない後悔に陥る前に




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