短距離走が好きだったことを思い出したはなし。
最近、自分が好きだったこと好きなものをよく思い出す。自分の身体の感覚を意識的に感じるということを続けているからだと思う。
なぜ身体の感覚を意識的に感じると?
これについては、別の記事で書いています。
生きてく中で、知識を身につけて、目的の為にしていたことから、
知識を捨てて、ただ無為にする、になってきたから。
それまでは、お金を稼ぐために、勉強をする。痩せるために筋トレ、ランニングをする。健康にいいから、これを食べる。将来のために、今我慢する。
みたいに、目的のために今を使うことをしてたんだけど、
目的を捨てて、ただそのものごとをすることが好きなことをすることにした。小さい頃に好きだったこととか、それまでに時間を忘れて夢中になってた事とか、思い出してみたりもして。
そうしたら、走ることが好きだったことを思い出した。短距離走。
だから、とりあえず走ってみた。
50mくらいの距離にその時出せる全力をだし、意識をフルに集中する。数秒にもっている力の全てをぶつける感覚。それがとても好き。
走り終えた後、ふぅ。っと虚脱感。軽く歩いたりして息を整える。胸がバクバクして、全身が熱くなる。この感覚がとても好き。
そして、また走り出す。走ってる時は、身体は忙しいはずなのに、時空が止まったように静かになる瞬間がある。その瞬間もたまらなく好き。
また歩いて息を整える。
これを繰り返す。これをしてる時がたまらなく気持ち良くて、嬉しい。身体も喜ぶ。
その時は、とっても無邪気になっている。
何回しなきゃいけないとか、
タイムを伸ばすためとか、
健康にいいからとか、
そういう目的の為じゃなくて、その行為自体が好きで、それにどっぷり浸かってどっぷり楽しむ。もういいやというところで、辞める。
1回だけ走りたい時もあれば、
10回くらい走りたい時もある。
全く走りたくないときもある。
その時の、気分に任せて。
無為で、好きなことをすると、
全身が喜んで、もうそれだけでいいってなる。
極端だけど笑
走ることって、すごく身近でどこでもいつでもできる好きなこと。なのにそれをすっかり忘れていた。
頭の中で打算的にいいとか悪いとか、価値判断をベースにして目的を追うことを第一にしてきたから忘れてしまってた。一番大切なことを。
目的を叶えた時の束の間の喜びとかよりも、
ずっと手軽で身近でお金のかからなくて今すぐ楽しめる好きなこと、それがとっても身近にあった。(もちろん、目的を決めてそれに向けて努力して叶えていくことがいけないってことではなくて、それが全てになっちゃうときついっていう話)
小さい頃って、そんなことだらけだったな。
なんか、ただそれをしてるのがめちゃくちゃ楽しくて、気づいたら時間忘れてるみたいな。
どろんこ遊びとか、かくれんぼとか、缶蹴りとか。身体感覚を楽しんでいたことが多かった。
思考からはなれて、
身体感覚が呼び覚まされていくと、
ただしてるだけで楽しいことがどんどん思い出されていくんだな。
そんなこともその時に思いました。
今日は、短距離走が好きだったことを思い出した話をしてみました。
ちなみに長距離走は大の苦手です笑
ではまたまた〜。
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