オススメ映画を紹介するよ! 女優西野七瀬を認めよう編
ネット記事で前田敦子と並べて西野七瀬のことを「演技が下手な女優」と書いているのを見かけました。いやそれ、前田敦子の映画も西野七瀬の映画もちゃんと見てないでしょ!って憤りを感じたのでこのnote書いています。ただし以前紹介した映画も多いので今回は短めに!
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映画と言いつつ今回もドラマシリーズ。絶大なる信頼をおいている今泉力哉の最新作です。日常的恋愛映画を作らせたら右に出る人はいない今泉力哉監督ですが、今回は「不倫公認」の夫婦を描いた異色作。一子(高畑充希)は女性向け風俗に行くし、二也(岡田将生)は公認とは言え不倫しているし、かなり地上波では放送しづらい内容です。勿論今泉監督のこと、どぎついストーリーとはならず、2人の行き違う心の機微を丁寧に描写していきます。西野七瀬はその二也の不倫相手。発達障害の息子を持ち、仕事一辺倒の父親のせいでひとりで育児をせざるを得ない、薄幸な主婦を演じています。そのオーラの消し方は見事。もう普通の生活に疲れた主婦です。ところがある瞬間に二也に対して思いがけない行動をとるのですが、その狂気というか何というか、とにかく冷たい感情が爆発しています。そして痛い(?)です。この場面だけでもお釣りが出ますので、是非ご覧ください。
恋は光
以前別記事でも書きました。
もうとにかく西野七瀬の魅力が爆発しています。上の記事でも書きましたが、この映画を見た人は間違いなく北代(西野七瀬)を好きになってしまうはずです。私もそのひとりです。必見です。
ある閉ざされた雪の山荘で
映画はうーんって感じです。昔は東野圭吾好きだったんですけどね。今回の西野七瀬はお嬢様女優役。それでいて華やかなオーラはほとんど消えています。この辺りのオンオフは凄いなあ。ネタバレ禁止の仕掛けはありますが、やっぱりうーんですね。
シン・仮面ライダー
コチラは浜辺美波について書いた時に触れました。
ここでの西野七瀬はショッカーのハチオーグ役。「あらら」が口癖で浜辺美波演じるルリ子とは旧知の仲。戯画化されたようなキャラクターだから、抑揚のない喋り方も演出なんだと思います。コレはコレでしっかりとキャラを演じたのではないでしょうか。
鳩の撃退法
女優西野七瀬を初めて認識した映画。西野七瀬の魅力が十分に発揮されている作品としては、この「鳩の撃退法」を挙げてもいいのではないでしょうか。主人公である藤原竜也などが足を運ぶコーヒーショップの店員沼本(と書いて「ぬもと」)。方言を巧みに操り、飄々とした雰囲気でストーリーに絡んできます。冷たい表情の時もあり、女心を覗かせる場面もあり、脇役ではありますが、鍵を握る人物として存在感出ています。土屋太鳳より良かったです。
物語は、小説の中だったり現実世界だったり、過去だったり現在だったりで、見ている人を翻弄してきます。忘れていたので今回ちょっと見返してみたのですが、とびとびだと意味不明でした。理解するには腰を据えて繰り返し見る必要があるかもしれません。ただ伏線や秘密が張り巡らされているので、見ていてつまらないということはありません。キャストもバラエティに富んで充実しています。時間がたっぷりある時にご覧ください。