フランス映画界の"カリスマ"
今日4月4日は、エリック・ロメールの誕生日です。
ヌーヴェル・ヴァーグの映画監督で、わたしはあまり知らなかった監督なのですがそれもそのはず最近まで、レンタルのDVDもなかったのです。
わたしはレンタルDVDでなんとか映画を見てきた年代だったので、こういう外国の映画の“絶対観れない映画“っていうのが少なからずあるんですね。
だから、ここ最近になって配信が主流になってきたのが嬉しくて嬉しくて。
フランス映画好きの人界隈では、エリック・ロメールを観てないでフランス映画は語れない!ってくらいだったんです。そして昨年ようやくエリックロメール特集の映画祭が渋谷であって。でもコロナだからやっぱり渋谷だし行けなかったんですね。
宗したら映画専門チャンネルが「映画専門チャンネルザシネマ」っていう配信をはじめたのがその後くらい。
そこで本当にようやく「飛行士の妻」を初めてみて、その後Amazonでも公開された「レネットとミラベル/四つの冒険」を観ることができたんです。
エリック・ロメールはBGMを嫌う撮り方をしていんです。
わたしはウディ・アレンの映画のような、音楽が映画に入り込むのが大好きなのでやべーどうしようかな、ちゃんと観れるのかなと思ったんです。
ところがロメールは音楽がなくったって、観客の目を飽きさせることない監督でした。
感覚的には色彩がとても印象的で、際立っていてそしてすごく可愛く見える。バランスが取れているというよりは、鮮明な色の重なりで目に焼き付かせるのだと思いました。
夜の闇が黒でなく、青がかって暗い。見えないけど見えるような感覚。
なるほど不思議な映画監督だと分かりました。
観る前から、本当に前情報がなくて監督名だけすごく覚えていたので、こうやってたくさん観れるようになったことは本当に嬉しいです。
まだわたしが1番注目している「コレクションする女」と「クレールの膝」が未視聴なのです。それはケーキの最後にとっておいたイチゴのように、1番食べたいものは最後に口にするスタイルでステイしていました。
早く食べて、そのことをまたnoteに書こうと思います。
お誕生日おめでとございました。