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SNS活動を始めた生徒さんをご紹介!

こんにちは!高槻・草津ボイストレーナーの安田結衣です。
まだまだ日中は厳しい暑さですが、夜になると秋の虫が鳴き始めて散歩が一層楽しいです。

今日は生徒さんの紹介から、型と個性の両立について書いてみたいと思います。その方は今年の春から音楽大学に在学中で、今月からアーティストとしてTikTokでの活動を始めました。

当初のお悩み

・声を張らないと出せないけど、汚くなってしまう
・低音や地声の安定感が欲しい
・まっすぐと声が出せるようなトレーニングをしたい

まずは体の力を頼ること、喉や頭を楽にすること、ボディイメージの修正などを促しました。そうすると日に日に楽に声が出るようになっていきました。
そんな彼女ですが、先月クラスでオリジナル曲の発表会がありました。課題は曲の可愛さをどう歌で表現するかでした。

こんな風に頼って頂けるのはとても嬉しいです♪

学びの中の葛藤

数ヶ月レッスンをする中で、私が感じる彼女の才能と実際に出している発声に少しギャップがあるように感じていました。それは音楽大学で様々な個性を持ったクラスメイトに出会ったり、先生から様々な方針での指導を受けることで必ず生じる学びなのだと思います。

「低音はこうでなければいけない」「声を張らないと聞いてもらえない」「自分には足りないものがある」と思うほど体が萎縮してしまい、本来の声の輝きが失われていってしまう。それは私も痛いほど感じてきたことでした。

もちろん声の可能性を広げるためのトレーニングは必要です。(理由はこちらの記事で書いています。)そして型を習得した先のオリジナル曲というのは、手持ちの技術をどう生かすかという視点に変わります。

オリジナル曲での型の生かし方

大学の課題としてやってきた曲と違う個性を持ったオリジナル曲。今までやってきた安定感は引き続き練習しつつ、今までの声質とは違う可愛い型も習得する必要がありました。
可愛さにも色々な型があります。その型を伝えていく中で、「あ、これが彼女の個性だ」と原石の一片を見た瞬間がありました。

可愛さと力をどうミックスさせるか?

それはとても抽象的な表現になりますが、暖かく光る日の出ような個性です。自分自身が光り輝くことによって周りが励まされるような、爽やかな生命力があります。

本当に本当に良かった!!

今後は様々なカバー曲にも挑戦する彼女。レッスンの中では、歌うことで何を表現したいのか、自分の体と心がどう感じているかを問いかけています。
少しずつ低音に対する考え方の変化や、自分の声が楽に出せる感覚を感じている様子です。

今後も様々な学びを通じて成長していく姿を楽しみにしたいと思います♪
こちらからぜひ応援よろしくお願いします!

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