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エッセイ・内省

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#日記

気高くあるために。

いとも簡単に心は失われる。自分自身の余裕がなくなってくると、比例して周りを妬むようになっていく。 なんであの人はあんなに楽してるんだ… 私はこんなに頑張っているのに… なんでわかってくれないのか… こんなにやってるんだから、これくらい許してくれよ… 自分をブスにするような声。自分を貧しくする思考と行動。 ————…私ってこんなブスいんだっけ?と思いたくなるようような心の声。 少し前は自分のそんな声が嫌で逃げ回ってきた。けれども、相手は自分自身なのでそう簡単に逃げられるわ

未来に感情を託す

私たちは過去や未来に想いを馳せながら今を生きている。 心はあっちこっちと移ろいながらも、身体は今ここにぽつねんとと流れている。 ここ最近の私は未来について考えることが多くなった。というのも、私の未来が私だけのものとは限らなくなったからだ。 1人で生きていれば適当にくたばれるものの、そうもいかなくなってしまった。 未来を考えようとする。いつまでどうなっていて、どこどこに住んでいて、こんな風で…考えることだけはできる。所謂、ライフプランを考えようとしているのだ。 けど、何歳ま

今更気づいたこと

昨年9月から他者と同居している。 同居開始から今に至るまで、自分の母親が如何にすごいかを思い知らされている。 尚、 ◆ 私:フルタイムの正社員、たまに残業がある ◆ 母:パート、晩飯はほぼ毎日つくってる …というスペックだ。 一般的には一人暮らししたタイミングで気づくのだろうが、私自身は自分のことを自分でやるのは当たり前という信念が染み付いていたため、特に一人暮らし時代は苦労はしなかった。 一人暮らしであれば、洗濯してなくてきれいなパンツがなくても、自炊してなくて食費が