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毎月の定額寄付を始めました
「ソムードの集い」は、これまでみなさんから 28 万 0188 円 の寄付を預かり、そのうち、2025 年 2 月 20 日現在、22 万 2253 円をパレスチナのために送付済みです。残りの 5 万 7935 円も以下で紹介する方々に送付予定です。
今後のソムードの集いの寄付方針についてご紹介します。
<ソムードの集いの寄付方針>
●毎月定額を、パレスチナの人々またはパレスチナのために働く団体に分割しておくる。これを占領の終結まで続ける。
●「ソムードの集い」への寄付は、(用途の指定がない限り)全額をパレスチナに送る。
毎月送る額は、まず 15,000 円から始めます。(2025年1月より)
このペースで「ソムードの集い」に集まる寄付金の滞留が大きくなった場合、この額は増額する予定です。
寄付先紹介① パレスチナで生活する個人への寄付
イスラエルの不法占領により、パレスチナ経済はガザ・ジェノサイド以前から(西岸地区も含めて)破壊され続けており、生活資源にも仕事にも困窮状態が続いています。世界からの支援の多くも、個人に届くころには中間を取り持つ国や団体などによって(必要なこともあるとはいえ)差し引かれてしまった後です。パレスチナの個人に直接送金できる形式の寄付は貴重です。
ソムードの集いは、定額寄付額の 1/3 をパレスチナで生活する個人に送る方針です。
【現在の「ソムードの集い」からの「個人寄付」宛先】
現在、ソムードの集いからは、ガザ市の Rana さんへ寄付しています。(2025/01-)
あなたに平和が訪れますように。私はラナ・ムハンマド・アブ・サーファン、デイル・アル・バラに避難してきたガザの住民です。私の家族は子供を含めて7人です。子どもたちには粉ミルクが必要ですが、ガザの物価が高いため、それらを買うことができません。私と子どもたちはテントで暮らしていますが、ガザ北部の夫はまだ年老いた父親と暮らしているため、離れ離れになっています。
戦争で私の家は爆撃され、私の状況はとても厳しいです。お金もないし、子どもたちの食べ物や飲み物も買えません。ミルクを欲しがる子供たちがいますが、私は何も与えられませんし、お金もありません。善良な人々が私を助け、私と子供たちの味方になってくれることを願っています。
多くの個人寄付は日本の銀行口座からはできませんが、私たちが信頼する Aika さん が海外の口座を使用して送付してくれています。Aika さんの関わっている以下の寄付プロジェクトにも、みなさんぜひご協力ください!
寄付先紹介② パレスチナの人と協力する草の根プロジェクトへの寄付
団体を介さずに直接パレスチナに送金した上で、その資金を、直接誰かの家計に回すのではなく、現地の公共性の高いことに使ってもらう、という「草の根プロジェクト」があります。民間経済の発展が阻害されている中で、国際団体主導の支援だけでなく、現地の人たち自身の細かなニーズを現地の人たちと共に取り組む活動も更に拡がっていってほしいと願っています。
ソムードの集いは、定額寄付額の 1/3 を現地の人と協力する草の根プロジェクトに寄付する方針です。
【現在の「ソムードの集い」からの「プロジェクト寄付」宛先】
現在、ソムードの集いでは、松下新土さんの食糧支援プロジェクト・電力供給支援プロジェクトに寄付しています。(2025/01-)
ガザへの食料支援、第9便にご協力いただいた方、ほんとうにありがとうございました。
— 新土 2023.10.119 (@fnmr_s_) January 12, 2025
たった今、現地と話すことができ、避難先のテント群で生活されている方、また虐殺によって負傷し、障害をおったこどもに、薬と食料を届けることができました。
引き続き継続します。
これはテントの中の映像です。 pic.twitter.com/dtvsZRLq2y
2025年2月より電力供給支援プロジェクトが始まります。
お知らせします。
— 新土 2023.10.119 (@fnmr_s_) February 21, 2025
【ガザへの電力の供給と拠点のたて直しプロジェクト】をはじめました。
多くの方が電気もなく、一分ごとに、死の危険にさらされています。
ガザ、ロンドン、東京で協力して、このプロジェクトを行っています。
どうかお力をおかしいただけたら幸いです。https://t.co/BlVoVZ94u7
新土さんはパレスチナに滞在したこともあり、現地の方と協力して水や食料等を届けるプロジェクトを進めています。
また、作家・詩人である新土さんは、「Culture Against Apartheid (アパルトヘイトに抗する『文化』)」の立ち上げ人の1人でもあります。
【拡散希望】します。
— 新土 2023.10.119 (@fnmr_s_) December 25, 2023
Culture Against Apartheidというプロジェクトを発足します。
このガザの大量虐殺を止め、その根幹にある抑圧に抗うために、表現者と市民が、『文化』や芸術から応答するためのネットワークです。
声明文を書きました。
あなたの声をかしてください。https://t.co/xLFHl4fvVX pic.twitter.com/mJZ4HfPBL2
新土さんのパレスチナ支援プロジェクトと共に、数々の発信もぜひチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/live/QaxAlP_1uHE?si=cjnUJdm6rCC-8t0w
https://webmedia.akashi.co.jp/posts/8467
寄付先紹介③ パレスチナを支援する国際団体への寄付
団体以外への寄付も大切ですが、しかしやはりパレスチナ支援の根幹を担っているのは多くの国際団体(国連機関・NPO・NGO)です。パレスチナ国家成立を阻もうとする様々な外交的思惑に晒されているパレスチナにとって、国家を直接介さない支援はパレスチナ経済の基礎を支えるものとして重大です。パレスチナ支援を外交の道具にされない状態を目指すためにも、国家主体でない人たちで各国際団体を支えていく意識は大切です。
ソムードの集いは、定額寄付額の 1/3 をパレスチナを支援するいずれかの国連機関・NPO・NGOに寄付する方針です。
【現在の「ソムードの集い」からの「団体寄付」宛先】
現在、ソムードの集いでは、パレスチナ難民救済支援機構 (UNRWA) に寄付しています。(2025/01-)
https://www.securite.jp/unrwa_emergency_support
国連の難民支援機構としては国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR) が有名ですが、パレスチナ難民に関しては国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA) が存在しており、パレスチナとパレスチナ周辺諸国のパレスチナ難民の支援をしています。
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パレスチナ難民は、主に 1948 年のイスラエル「建国」に伴うシオニズム勢力の民族浄化(虐殺・追放)措置によってガザ・西岸地区および周辺諸国に離散させられた人々とその子孫です。パレスチナ難民はイスラエル領内と見なされている地域への帰還権を保持していますが、イスラエルが不当にその履行を拒み続けているため、故地を奪われたまま不安定な生活を続けています。
https://www.aljazeera.com/news/2025/1/30/israels-ban-on-unrwa-comes-into-effect-despite-backlash
イスラエルはパレスチナ難民の地位(=帰還権の主体であることの証明)を管理する UNRWA を執拗に攻撃しています。イスラエルは UNRWA をテロ組織と呼び、2025年1月30日にイスラエルでの活動を禁止する法律を発効させました。UNRWA および国連は非常に不利な状態でもガザ地区と西岸地区を含む担当地区でのパレスチナ難民支援活動を続行することを宣言しています。
国連総会も UNRWA の活動を支持する決議を改めて可決し、日本国も賛同しました。
「ソムードの集い」を経由して寄付したい方はこちら
ご紹介したプロジェクトなどには直接に寄付ルートもありますのでぜひみなさんからもご支援お願いします。
もしソムードの集いを経由して寄付したい方がいましたら、下記の口座に送金いただいたものは、全額責任を持って、上記のようなパレスチナの個人・草の根プロジェクト・国際団体のいずれかに寄付します。(手数料分を差し引くなどのことはしません。)
ソムードの集いとして占領の終結まで寄付を続けたいという意志に共鳴してくださる方や、フォームを用いた送金に慣れていない方などは私たちの口座もご利用ください。
※団体口座を準備中です。団体口座ができるまで、下記の(暫定)会計口座にお送りください。
ソムードの集い (暫定)会計口座
三菱UFJ銀行 普通
店番号 322 (支店名: 堀留支店)
口座番号 0162932 (口座名義: イチキマコト)