イタリアワインを楽しもう⑫・・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
こんばんは、イタリアワインを愛してやまない ソムリエ Tです。今回はイタリアの銘醸ワインの一つ。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノについてです
筆者もモンタルチーノ村に行きました!小高い丘の上にあるこの村からの風景は見渡す限り「森と山々とブドウ畑。」本当にワイン一色です。
それほど大きくないモンタルチーノの街です。ワインショップもたくさんありました。
見渡す限り、森と山とブドウ畑です。
「ポッジョ・ディ・ソット」のブドウ畑です。乾燥していて勾配もかなりありました。
さて、ポイントを纏めると5つです。
1 バローロやバルバレスコに並んで、長熟するイタリアワインとして知られる。
2 ブドウはサンジョヴェーゼ・グロッソというサンジョヴェーゼの亜種100%(別名ブルネッロ)。タンニン分がサンジョヴェーゼより多いため長期熟成にむいている
3 トスカーナ南部、モンタルチーノ村を中心とした地域で生産。
4 今では250以上の生産者がいるが歴史は浅く半世紀ほど前から。
5 始まりは「ビオンディ・サンティ」。皆、彼から苗を分けてもらい今に至る。
この地域のワインについてはまた別の機会でゆっくりお話しします。
今回のワイン・・ロッソ トスカーナ 2017/チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ Rosso Toscana 2017/Ciacci Piccolomini d’Aragona
1,980円(税込)
種類 赤ワイン/辛口
生産地 モンタルチーノ・トスカーナ/イタリア
ブドウ品種 サンジョヴェーゼ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン
容量 750ml
表示アルコール度数 13.5%
ソムリエ T このワインは格付けとしてはIGP、この作り手が若い樹のサンジョヴェーゼやカベルネ・ソーヴィニヨンなどをブレンドして作ったワインです。
ワインコメント
やや薄めのルビー色。チャーミングな赤スグリ、ブルーベリーなどの果実香、トマト、やや黒胡椒のようなスパイス、太陽に照らされた土の匂い。フレッシュで弾けるような果実味と相反するような落ち着いた酸と渋味。酸と渋味のバランスがととも良い。
とても、イタリアワインらしいイタリアワイン。価格はデイリーだけどイタリアワインのエッセンスが詰まっていて大抵のイタリアの肉料理に寄り添います。
開けたてから美味しく飲めます。