名前は水戸、大楠、野間、高宮です
ある日の休日の我が家。
それぞれやらなくてはならない家事を済ませたので、個別活動を開始し、オットはテレビゲームを、私は水換えをしたボトルアクアリウムの様子をのんびり眺めていた。
ボトルアクアリウムとは、小さなボトルに水草や魚、エビなどを入れ、水温を一定に保つヒーターや、水中に酸素を送るいわゆる「ブクブク」などの、外部からの補助アイテムを使わず、水草やバクテリアの力を活かし、そのボトルの中でちいさな環境サイクルをつくるという、素敵な癒しの世界である。
約2ヶ月前、我が家に眠っていた「育てる水草キット」というものをひっぱり出してきて、種から水草を植え、無事に「ざわわ」なイメージに水草が生えるまで頑張った。
さらに、その環境が落ち着いて生き物をお迎えできるまでになったところで、いよいよ最終段階へ。
ホームセンターでレッドチェリーシュリンプという、小さな赤いエビちゃんを4匹買ってきて、我が家のボトルアクアリウムの準備はすべて完了したのだった。
もぐもぐタイム。ひたすらに可愛い。
エビちゃんたちをお迎えしてはや1ヶ月。みんな元気に環境に馴染んでくれて、彼らのツマツマしている仕草を見ると、仕事で荒みきった心が癒されていく♨
ふつうの水槽での飼育に比べ、ボトルアクアリウムは水量も少なく、水質変化の影響が出やすいため、ややハードルが高い。
週に1度の水換えも慎重にしているけれど、やっぱり水換え直後は不安になって、けっこう長いことボトルを眺めてしまう😅
いまのところ、水草も順調に伸びているし、エビちゃんたちは元気にツマツマしているし、知らないうちにバクテリアが増えていて、水を綺麗に保ってくれている。いい環境が出来ている証拠のようだ。
そんなわけで、今日も水換えをしたあと、ボトルの前に座って、エビちゃんたちの様子を眺めつつ、ヨメは音楽を聴きながらスマホで調べものをしていた。
「なにやってんの?」
めっちゃくちゃ自分ひとりの世界に入り込んでいたそのとき、おもむろにオットから素でツッこまれた。
「ふおぉぉぉぉ!!!!!みっ、………見てた!?」
「そら真剣な表情で急にヨメが踊りだしたら見るわ!!!!!音楽聴いてるし、DJ的ななにかかと思ったんだけどなんなのあれ…………」
「あ、あれはね…………………ボトルにミジンコが増えてきてて、なんの種類か調べてたんだけど………イメージしてるミジンコってさ、両手がこう………上に上がってるじゃない?」
「え!?その動きだったのそれ!?」
私としては完全に自分の世界に入っていたので、まさかその無意識の動きを見られたあげく、素でツッコまれるとは思ってもいなかったのだけれど、オットの座っていた位置からだと、ゲームをしているテレビの横で、急にヨメが踊り出したので、ツッこまずにはいられなかったらしい。
そしてこのあと、オットが静かに言った。
「このネタ、noteに書くんだぞ。ちゃんとイラスト付きで。俺のこっ恥ずかしい記録だけ残すんじゃあ、フェアじゃないからな」
はいはい、ちゃんと書きましたよ…………イラストも忠実に描きましたよ😑
そんなわけで、エビちゃんは今日も元気にツマツマしているし、ミジンコも動き回っているし、それを眺める私たち夫婦は癒されているし、じつに平和な我が家の日常なのである。