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「町田くんの世界」を見たら価値観が変わった話【#映画感想文】

こんにちはsomekichiです!

今回は、漫画が原作である「町田くんの世界」が実写化された映画を見て「自分にとっての価値観」が変わったことがありました。

noteにて感じたことをメインにご紹介させていただければと思います!


作品紹介

【あらすじ】
本作の主人公・町田一は、勉強も運動も苦手だが、人間が好きで、また周りの人間からも愛されている高校生である。

ある日、一は授業中に怪我をして、手当てを受けるために保健室に向かう。そこで、授業をサボっていたクラスメイト・猪原奈々と出会う。不在の先生に代わって奈々が一を手当てするが、手当てが終わった後、奈々は「人が嫌い」と言い放ってその場を去ってしまう。その様子に引っ掛かりを覚えた一は、以降奈々のことを気にかけるようになる。奈々の方も、自分のことを気にかける一に次第に好意を寄せるようになる。-wikipediaより


町田君は正しいからこそ「間違っている」

町田君は「純粋無垢」という言葉がぴったりで、すべての人を平等に扱い、困っている人がいれば真っ先に助けます。そして「自分にとっての優先度」を他人に置いています。

これは一見正しく見えるし、「聖人」のような人であると呼ぶことができるかもしれません。

しかし、「誰かを助けること」は「誰かを犠牲にする」ことにもなり、町田君は劇中でもそういった状況の中で成長していきます。


正義とは何か

この作品の中で考えさせられたのは「正義」の在り方です。誰しもが過去の経験から自分なりの「正義」を持っておりその正義のぶつかり合いで「戦い」が起きてしまいます。(悪なんてほとんどいないと思っています)

ただし、如何にも「正論」な方が官軍(正義)のようになり、相手が悪く見えてしまう現象が起きてしまうこともまた事実です。

町田君は「世の中的に正しいこと」をします。ただし、それは町田君の正義であり、その正義を貫いているが故に他の正義とぶつかるわけもあるわけです。その際に「町田君の正義は官軍に見えてしまう」という現象が起きます。

それが果たして良いものか?
私は、平等に正義を見ることができないことに疑問を覚えたのです。


常識をいったん捨てる

somekichiが個人的に価値観が変わったこととして「常識を捨ててみる」という手法を思いついたことです。

誰かの意見を参考にする時に、「世間的に」とか「常識的に」とかを考えないようにしないことで、フラットに客観的に意見を聞くことができます。

世間的な風向きと、その人の立場による意見が必ずしも同じというわけではないと思います。「周りの意見に流されない力」は現代で必要である「同調圧力に屈しない力」を磨いていく一つのきっかけになるのではないでしょうか。


最後に

「町田君の世界」は純粋なラブコメディなのですが、メッセージ性が強く、俳優陣も豪華且つ主演の二人が超フレッシュで、さらにコメディ要素にも富んでおり、見ごたえのある良い作品でした。

「価値観」を変えるコンテンツは積極的に見ていくべきであり、人によってそのコンテンツは変わってくるとは思いますが、こちらの映画は最近見た邦画の中でも面白い部類でしたので、興味があれば見てみて下さいませ。

以上「#映画感想文」として今回は「町田君の世界」を紹介させていただきました!

ここまで本記事をご覧いただき有難うございました。他にもおすすめの記事を下に紹介しておきますのでよろしければご覧ください!


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