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ゆだねる、生命のはじまりの動き

Yielding embodiment®︎Orchestrationのモニターセッション(3セッション)の提供をさせていただいています


ゆだねる動き/Yielding
私たちがこの身体に生命を宿した一番はじめのころ、一つの細胞であった頃から私たちが持っていた安全の感覚を入り口にした”ゆだねる”動き


細胞は安全に生き延びることができる足場に接地することで細胞の個体を増やすなどの生命活動しています
その細胞の集合体である私たちの身体が安全な”間合い”を用いることにより、深い静けさと休まる感覚を伴いながら最善に再適応するための変化へ進んでいくことができるーーー

細胞レベルのミクロなお話から始まり、私たちが生活をする社会との在り方や生命の繋がりそのもののといったマクロなお話まで。そして今ここに生きる細胞の集合体である”私”がどう在るか、に至るまで繋がっていくイールドワークに出会ってもう2年が経とうとしています


ー身体共鳴ー
2年前、それまで”触れる”ということを生業にしてきた私に何度目かの壁が出現し、戸惑い迷子しながらここが潮時かとまで思っていた頃、そんな時にありがちにコロナに罹りました

10日間の隔離生活の中、日常の空白にぽっかり落ちてしまったようにひたすら自分と膝を突き合わせて過ごした期間
その終わりに身体の中にぽっと静かな空間があることに気づきました

その静けさが新鮮で、この感覚がセッションにならないかと思っていました

その頃、よしもとばななさんのご本をずっと読んでいて、オステオパシーやプリミ恥部さんの遠隔セッションを受けて実際にその効果やパワーをグングン感じていました

エネルギーワークの方へ進んでみようかと試しても見ましたが、エネルギーワークは私にとって取り扱い注意なものであること、それを仕事として取り扱ってゆくにはもっともっと難しさがあることを感じました

やっぱり”身体”を入り口にすることが、自分にとって地に足の着けられる大切な要素だと思っていた矢先にイールドワークに出会いました
ばななさんの筆の力が導いてくださったのだと思っています



安全な”間合い”を用いた場の中で、プラクティショナー(ギバー)とクライアント(レシーバー)が出会うことで起こる共鳴は内受容感覚(内側を感じる感覚)を鍵として身体の中に存在している自己調整の力が引き出され、今ここに準備の整った最善の変化がクライアントに負荷の少ない形で体現することができる


世の中にたくさんある何かの正解に身体や心をぐいぐい寄せられる施術に疲れてしまう、抵抗を感じる方はご自身の内側のスペースを大切にされたいのかもしれないなあと自分自身を振り返っても思います
時にそのような意図の強い施術が必要なことはありますし決して間違っていることではなく、求めるニーズとフェーズの違いなのではないでしょうか


内側にある自分のスペースを大切に育て広げてゆけるよう、そんな風に身体を感じること・健やかに生きることに興味のある方に受けていただくと良いのではないかなあと思います




セッション中は受け手の方の少し離れたところから
「どう感じますか〜」「何か言葉にできそうなことはありますか〜」と声がけさせていただいています
そして時々ふと触れさせていただいています

イールドワークモニターセッションは名古屋・静岡で受けていただけます


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