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徒然と、毎度のご挨拶で

「初めまして。これから徒然と始めて行こうと思います。」

小学5年生の時に自宅にインターネットがつながるパソコンがやってきてからというもの、何度こういった挨拶を画面に打ったことだろう。

インターネットに出会ってからずっとネットの世界と現実世界との半々で生きてきた。ネットの世界は自分の好きな趣味・考えなどを表現する場であり同じ趣味嗜好の人々と出会い語らう場であった。自分でサイトを作ったり日記やブログを書いたり人様のサイトへも遊びに行ったりしていた。当時は本名ではなくハンドルネームなんてものなどで呼び合っていて本名よりそっちの方がもしかしたら交流は盛んだった。ちょっぴり恥ずかしいのが青春。思いっきり楽しかったのも青春。

ここしばらくは本名で行き交うSNSにいたが情報の嵐に疲れてしまったので見るのをやめているのだけれど、どうにも私の頭はお喋りでぼうっとしているように見えても頭の中は次から次に言葉と言葉を連ねて思考を練りに練っている。時々溢れた考えを文字に書き起こす必要を切実に感じた。

私にとってネット上で発する言葉は、承認欲求ではなく自己表現のデトックス欲なのだとはっきりわかった。自己表現をしたい、溢れ出した言葉を形にしてとにかくスッキリしたいという欲求に「いいね」の数やリアルな知人の反応を重視する側面の強いSNSはソーシャル的な距離感がそもそもそぐわないだろう。もしかして今「ネット上」って言わない?「オンライン」?

何かないかしらん、と「溢れる思考を落とし込みながら自己表現」ができるツールをここしばらく考えていた。YouTubeなどの動画は違う。絶対しないとは言い切れないしいつかそんな気分になったらするかもしれないけれど今じゃない。とにかく文章が書きたかった。独立2年目でコロナ禍という試練に加え2月はこの業種は閑散期。特にここしばらく時間があった。いきなりぽかーんと不自然に時間が空いたものだから「これは何か動きなさい」ということなのだろうと受け取り特に考えた。ホルモンバランスも珍しく乱れてむしゃくしゃしていた。

仕事のブログを書いてはいるけれど、それはそれこれはこれ。テーマが絞られてくるのでなんでも好きなようにというわけには行かない、ような気がしている。自営なので自分の考え方一つなのだがボディワークの仕事なので、実際に文字通りリアルに接してセラピーを提供する仕事上、ブログを読んできてくれるクライアントさんに私が好き勝手に書き連ねたものを読ませて構えさせたくない。セラピストでいる時の私はできるだけ透明でいたいと思う。仕事のブログはあくまで仕事のプロモーションが目的なのだ。と自分に言い聞かせている、今これを書きながら。ここでの名前は自分の屋号から。ハイになっている時川柳とか時々ふと思いつくのだがいつか傑作が生まれた時に使いたいと思っていた名前だ。「そまていこ」うん、文字にして見てもいい感じ。漢字は適当。

ここは先ほども言ったように溢れそうになって思考と言葉に溺れそうになる自分をスッキリさせるための場所がどこかないかと考えていたところ、noteを始めてみようと湯船に浸かりながら思いついた。仕事用のブログを移転準備する先を考えていたらピカッと閃いた。ホルモンバランスの乱れのムシャクシャもワクワクに変わった。ブログの移転準備はまた保留になった。

いつまで続くかもわからない。夜中の中学生日記のように恥ずかしすぎる内容になるかもしれないし、誰が読んでもわかりやすく書ける自信もない。ただ、私の言わんとすることがわかった時、ニヤッとする人たちが一定数いるような気はなんとなくしていて、言ってしまったらそういう人たちに届いた時に自分がニヤッとしたいという野望がある。

好き勝手に気持ちよく書くために3つルールを決めようと思う。

・他者を否定しないこと

・自分を否定しないこと

・冷静な時に書くこと

そして大前提はもちろん「楽しんで」。

しかし、この白い画面は書きやすい。書き過ぎ注意。

よろしくお願いします。

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