子孫

いつもヘアカットしてくれる担当さんの話

彼の息子さん(小学生)は一生懸命な頑張り屋さん。
自然公園に遊びに行った時
アスレチックで難関を越えようと必死ですすんでいた

お父さん(美容師)は疲れて、少し距離を取って見守っていると
たまたま居合わせた複数人の大学生グループが応援してくれたそうだ。
「がんばれ〜!がんばれ〜!」

この話を聞いたこの時点でウルっときてしまうのだが😅

その応援の仕方も一生懸命で、本当に息子の味方になってくれているようで感動したとのこと。

そして「今の子達(大学生達)は、本当に愛情をもらって育ってきたから、周りの人を応援できるんやな」と感想を聞かせてくれた。

その話を聞いてから、街で見かける学生など、今を生きる子供達の優しい言葉がよく耳に届くような気がした。

頻繁ではないけど僕の仕事中でも、学生と接する時があるが、本当に「しっかりした優しさ」「誠実な優しさ」を感じる事がある。

ちょっと偏見はあったのだ。「いまどきの若いもんは!」という言葉が大昔からあるように、世代の違いにネガティブになってしまう気持ちは。

でも、こうした優しさは、無理矢理感じるものではなく、感じてしまったら本物だから。

僕に実の子はいないけれど、彼らは子孫に等しい。
精神的に僕や僕より上の世代の人達にとっての子孫だ。
世代、次代を考えると、次を担うのは間違いなく彼、彼女ら。

僕たちの子孫は、愛や思いやりを受け継いでくれているのは、どうやら確かなようだ。

さて、今の僕たちは彼、彼女らに何を残せるだろう?
何を伝えられるだろう?

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燿司
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