一目連
パワースポット紹介です。
ブログからの転載なので長〜いです⚠️
去年の夏
多度大社(三重県桑名市)へ行ってまいりました。
〒511-0106 三重県桑名市多度町多度1681
一目連(イチモクレン)という謎の神さまのことが気になって。
本宮の隣、別宮に「一目連神社」があります。
一目連は「一目竜」
実は龍神様で、名前通り片目しかありません🐉
「独眼竜」
政宗ではありませんが、そう呼びたくなります。
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一目連の特徴は「風を司る」「目が一つ」
そして御神体である多度山は、天気予報のため観察されていた歴史があります。
なので天候、台風(目のある風)を神格化したものです。
というわけで社殿には扉が無く、白い布がかけてあり、風となって神様が出入りするそうです。
白い布はより神秘的な光景でした。
帰り道には白い龍神雲が美しく飛翔😊🐉
神様かな〜と思って眺める
龍神は雨乞いの祈りを受けたり、人間のための天候を司ります☔️
空を守ってくれるんです。
雨乞いの龍といえば、京都の貴船神社。高龗と闇龗という双子の龍神が有名です。
歌舞伎の「鳴神」では雨乞いの龍を封印したことで、干魃になるというエピソードもあります。
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一目連神社では「一つ目」という繋がりから、鍛治の神「天目一箇神(あめのまひとつのかみ)」と同一視されて祀られています。
(鍛治仕事により片目となった職人の神)
ギリシャ神話にもキュクロプスという一つ目の巨人がいます。
ヘパイストスという鍛治神に仕えており
英語ではサイクロプスと呼ばれ、サイクロン(台風)の語源になっているという説もあります。
「一つ目」「鍛治」「台風」というようにギリシャ神話にも共通点が多いです。
一つ目という存在は、その見た目から異形(偉業)とされ
神は妖怪に零落されたり、職人は下等であると差別の対象にされてしまう歴史(部落差別など)がありますが
一方で偉業(異形)を成し、神器を生み出し、後世に残る文明を築き上げています。
一目連神社の御祭神である「天目一箇神」は八咫鏡を生み出しています。
天照大神の御神体です。
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【龍と目】
身近に感じてもらうための見方。
人間の中にいる龍「一目連」
脊椎と脳、そして松果体
これらの器官としてあなたの中に存在します。
どういうことかと言うと
以前、背骨は龍(蛇の進化)の名残であり、メタファーとして有効であると、虹の龍の記事を書きました。
それに松果体という「一つの目」が加わります。
『【虹】 過保護な神』
体には経絡という氣の流れがあり
背骨(背中の正中線)には「督脈(陽の極)」という重要な経絡があります。
その氣の流れは、尾てい骨から背骨を登り、頭蓋骨の頭頂を超えて、顔を通り上顎までに至ります。
そして、背骨は脊髄があり、脊髄反射は爬虫類(龍のような容姿の生物)の特徴としてあります。
危険を察知して考えるより速く動くこと。
これらが龍の体とエネルギーだと例え、人間の中の龍神(爬虫類の名残)とします。
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脳の中には松果体と呼ばれるものがあります。
文字通り松ぼっくりのような形の小さな器官。
根源と繋がり、創造性に関係していると言われる器官で、第三の目とも言われています。
第三の目(サードアイ)といえばヒンドゥーの神「シヴァ」
宇宙のすべてを焼き尽くす光を放ち、創造を始める神の目です。
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「目が輝いている」という表現がありますよね。
実は、目は光を受け取り、像を見せる器官ではなく
逆に目から光を放ち、あなたの内面世界を外へ向かって放ち、創造し、見るための器官であるという説があるそうです。
目は創造の器官というメタファーになります。
夢や目標に向かって創造的に生きてる人の目は、確かに光を放つかの如く輝いてます🤩
これはシヴァと一目連、それぞれのメタファーを有効に表現してる状態とします。
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督脈は太陽を象徴とするエネルギーラインで、松果体も元々は光を感知する器官の名残です。
爬虫類(龍)の生態にもそれが現れています。
光を感知する器官「ろ頂眼」が爬虫類にはあるそうで、松果体の原型だったとか。
あなたの中にある松果体は一目連の目であり、背骨は体。
その力はシヴァのように世界を作り出すほど強力です。
創造主はいつも、自己に似せた形の創造物を作ると言われます。
もし今、創造的になれていないとしても、自分の中にも一目連やシヴァのように強力な存在があると思い出してください。
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自分と神様のフラクタル(自己相似形)
台風も、脳(松果体)も、宇宙の銀河系も、黄金比で回転するような螺旋形になっています。
すべて同じ回転力が形を作り
ミクロとマクロは同じであり、それはすなわち八百万の神(万物に宿る神性)であるということ。
それを知ることで、また人は自分の中の宇宙の偉大さや、花の美しさと同じものがあると知り、深く大きく勇気付けられます。
脳の中には台風(イチモクレン)や宇宙(シヴァ)の神性があり
いずれも最も美しく回転し、その螺旋が世界を動かし、生命の営みの中心となってます。