株式会社グローパスを創業しました
9月にベースフード株式会社を退職し、この度、株式会社グローパスを創業しました。創業メンバーとしてクリエイティブ領域を担当し、当時、まだ日本では未開拓だった「完全栄養食」というマーケットを駆け抜けてきました。
2022年11月には上場も果たし、貴重な経験をさせてもらえたと思います。
ベースフードでやってきたことはまた後日あらためて書き記そうと思っています。
なぜまた起業するのか
この株式会社グローパスで、個人事業を除けば4社目の起業になります。
1社目は19歳の頃、入学して1週間ほどで同級生と4人でシステム開発会社を起業しました。この会社はまだ代表がひとりで継続してくれてたり、創業メンバーのひとりも近いところで別の事業をやっていたり、今でも刺激をもらっています。2社目は海外向けの教育サービスの会社で、こちらも代表がひとりで継続しており、3社目がベースフードと、ありがたいことにすべての会社が健在している状況です。
ベースフードで自身の役割を果たしたと考え、次のステージでこの経験やスキルを活かそうといくつかの企業と面談をさせていただきました。
どの事業も刺激的で、代表や会社のVision / Missionも魅力的で、この会社にジョインすればこういう提案ができる、ここにコミットできる、ここをグロースさせられるという想いが膨らむばかりでした。どの面談も採用面談ということを忘れるほど楽しい時間でした。その節はありがとうございました。
いくつかオファーをいただく中で、間もなく40歳を迎える自身の今後のキャリアで何を残せるかを考えたときに、どの事業にもコミットしたい、グロースさせたいと欲が出てきました。ひとつの事業をまたゼロから、イチから駆け抜けるのも楽しそうだけれど、ベースフードで得た経験、自身のバリューを最大限に活かしたい。
そう考えていたところに、ビジネスの界隈は近いけれど完全にプライベートの付き合いをしていた友人のひとりに「自分と一緒にコンサルしないか?」と声をかけられました。ごりごりのスタートアッパーとしてやってきた自分には目から鱗でした。
それが弊社代表の大塚杏里になります。
どんな会社なのか
グローパスを端的に説明すると「データ活用を強みとしたグロース支援の会社」です。社名の「growpath」は「growth(成長)」と「path(道筋)」を組み合わせた造語です。「事業成長の道筋を描き、その道を共に歩んでいく」という意味を込めています。
グロースとは事業・サービスを持続的に成長させることで、特にプロダクト、ブランドの成長に重きを置くことをグロースマーケティングといいます。
大塚は新卒でメルカリに入社し、データアナリスト兼PMとして、データを武器にプロダクトとマーケティングの両面からサービスのグロースに従事してきました。データ分析を通して今のサービスの状況を正しく把握し、どこにフォーカスするか決めること、何をやらないか決めること、優先順位をつけることを得意としています。
私自身も、大学でデザインだけでなくマーケティングを学び、「消費者行動論」で卒論を書いて卒業したバックボーンを持ちます。これまでのキャリアの中でも、「マーケティング手法を使い、マーケティング言語で課題解決する」ことを強みとしてきました。
定性的になりがちなデザインの評価を、CVRやLTV、顧客離脱率などKPIを設定し、定量的な評価で事業改善を行ってきました。
弊社はこうした強みを活かし、データ活用を基盤に、プロダクト改善とマーケティング両面での課題解決のお手伝いをしていきたいと考えています。
どんなことをしていくのか
クライアントの企業規模は問わず、事業の成長に課題を抱えている、IPOを目指してもう一段成長させたい、事業フェーズが変わったことで新しい課題が出てきたなどの企業を中心にパートナーとして関わらせていただいています。
経営陣や事業責任者とディスカッションし、事業のコア・コンピタンスの見直しから、グロース戦略の策定、カスタマージャーニーやロードマップの策定、PDCAサイクルの実施からUI/UXの改善など、グロースのために必要なことは基本的になんでもやります。
施策の検証フェーズでは、事業責任者やマネージャーの壁打ち相手から、プロジェクトのオーナーやチームマネージャーのような役割まで、必要に応じて関わり方を変えています。
実務面でも、社内に足りない人材がいる場合、マーケティング、プロダクト開発、クリエイティブ、データ分析、データエンジニアリングなど、多様な専門性を持ったグロース人材を業務実行者としてアサインさせていただきます。
お手伝いできることがあれば、是非お気軽にご相談ください。
𝕏:https://x.com/somagrows
Facebook:https://www.facebook.com/somagrows/
最後に
この度は突然の退職報告から、創業のお知らせまで時間が空いてしまい、ご報告が遅くなってしまい申し訳ございません。
ベースフード在職中にお世話になり、まだご連絡できていない方々にもあらためてご連絡させていただきたいと思います。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
長文となりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。