【臨床】股関節のつまり解消

今回は股関節のつまりに関して。

股関節の屈曲、曲げる可動域を作るにはまずは股関節後方組織のリリースが重要になっていますよね？

まずは大臀筋など大きい筋肉をほぐすだけでも動きは良くなります。しかし股関節に疾患を抱えている人や、高齢者などはこれだけでは中々股関節の可動性を広げることが困難であると感じます。

ここでよく緩めていく筋肉はまずは梨状筋ですよね。しかしここよりもさらに股関節の可動性を広げることができるポイントがあります。それは、、、

内閉鎖筋、上下双子筋のコンジョイント部分です。

大転子付近を緩めることになります。梨状筋の下にあると思えば触ることが可能かと思われます。

実際にこのコンジョイントのみをリリースした患者様のbefore、afterがこちらです。

股関節術後の方です。

変形性股関節症の方です

今回はあえてこの部位だけをリリースを行い、検証してみました。可動域も変わり内観的にも大きな変化がありました。

ご自身で行う場合も以前にお薦めした通りマッサージガンがお薦めです。
またテニスボールなどでピンポイントで行うことにより効果を期待できます。

ぜひ一度試してみてください。