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素人による野菜作り①:畑第一号完成

※本記事はブログちょいなか暮らし|1000万円を捨てた女で移住直後の9月初頭に書いた記事の再構成版となっています。その後学んだことも沢山ありますが、ひとまず何も知らない純真無垢な当時の私の日記をご紹介します😅

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こんにちは、2020年6月に田舎に移住した文生伊(あおい)です。

田舎暮らしの醍醐味のひとつとして家庭菜園を挙げる人は多いのではないでしょうか?

私は土地に縛られたくないので、全ての食料を賄える程の田畑を耕すつもりはありませんが、そうはいってもせっかくの広い土地。野菜ってどうやって育てるのかな?という好奇心もあり、ひとまず1畝の畑を完成させてみました!

天然の腐葉土

我が家はなんといっても森の中。庭には落ち葉や枝、木の実や虫の死骸等に溢れ、栄誉たっぷりの天然腐葉土に仕上がっています。腐葉土は微生物が多く、土壌の通気性・保水性・保肥性を高めるので、畑に最適です。

しかも市販の腐葉土は人工的に2ヶ月ほどで作られているのに対し、自然のものは1~2年といういう年月をかけて出来上がるものなので栄養価が違うのだそう。

それをタダで使い放題と言うのは本当に素晴らしい事ですね。

最大の敵:根っこ

しかし厄介なのが地下茎や蔓系の根っこ。我が家の庭は笹竹や蔓系の雑草が多いのですが、ていうかほぼソレなのですが、きゃつらのいるせいでまったく土が掘れない!

シャベルを刺すと「ザクザク!ぼりぼりぼりっ」という音がするくらい、土の中は地下茎と根っこが複雑に絡み合い蜘蛛の巣?網?みたいになってました。ほんと、最初は木の枝がたくさん地中に埋まってんのかと思いましたよ!

いうなればゴボウのちょっと細い版。きゃつらはこの根っこに養分を蓄えているので、地上の緑の葉の部分をいくら切ってもまた生えてくるわけですね。

こんなやつらが蔓延っていたら野菜の養分が取られてしまうし、特に深さの必要な大根等根菜類は育ち先がふさがれてしまうので、まずはこれらの退治が必要でした。

これが、まぁ、大変なこと!!シャベルや鍬を駆使しても一発じゃ切れないので、何度もガスガス刺しましたよ。あとは引っこ抜こうとして何十センチ?メーター越え?な根っこが出てきたり。

土を盛り畝の形を作る

8月という真夏の暑い時期だったこともあり、根っこと格闘するという地味な作業に数日間かかりましたw

しかも8月後半から9がに入った数日は雨も多くて、畑のほかにもやりたいことがたくさんあって、なんだかんだで9月の2週目になってしまいました。ただ、真夏の植え付けって野菜さん達にも厳しいようで、本当は避けた方が良いみたいです。なので、結果オーライ!!

土を盛り盛り、15㎝くらいの高さに上げてからトントンたたいて畝の形を作りました。

小さい畝の畑ですが、土だけはきっと良いハズ…

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穴あきマルチを被せ固定する

畑を見たことある人なら、なんか黒いビニールシートが畝に被せてある光景、見覚えありますよね。

あれ、マルチシート、通称マルチっていうものだそうです。野菜作りにあたり、マルチを畝に被せる事は野菜作りにおいて大きな助けとなります。

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種を撒く!

さて、いよいよ種を撒きます!種を撒くことを、播種(はしゅ)と言うそうです。そんな日本語、初めて聞きましたよw

マルチ1つの穴に対し、2~3粒の種を撒くとよいらしい。必ず芽が出るとは限らないから。

逆にたくさん発芽しちゃったら一番強そうなやつを残して間引くのだそう。

野菜の種類によって、どのくらい土の中に埋めるか、そもそも埋めないパターンもあったり、本当、難しいですね。でも、種の袋に書いてありますので、きちんと読んでみましょう。

私は説明書を読まないタイプですが、さすがに今回は読みましたw

植えたのは4種類

まずは小松菜、大根。

農業系YouTuberさんから勉強させてもらった感じだと、「病気に強い事」や「早生(わせ。早く育って早く収穫できる)」であることが家庭菜園初心者に良いそうです。

小松菜は1~1か月半、大根は年内に収穫できるかなー?年跨ぐかなー?ってタイミングの収穫予定です。

そして、玉ねぎ、にんにく。

なんたって万能な玉ねぎ。たくさんあっても困らない!

にんにくもパスタ好きな我が家では使う頻度が高いし、スーパーで国産のもの買おうとすると高いし、自家栽培できるなら最高じゃないですか。

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虫対策

さて、夏場の野菜作り最大の敵はなんといっても虫!

特に大根や小松菜などのアブラナ科は虫の大好物なんだそう。

というわけで、虫よけネットを被せます。

こちらはシートのてっぺんが不織布のネットになっていて、周りはビニールになっています。

ホームセンターで支柱とセットになっていたので適当に買いましたが、ビニールハウス的な効果もありそうですね!

それが夏場の今の時期に良いのかどうかは不明…

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待つ。

さて、あとはひたすら待つだけです!

芽が出てきて、大きくなってきたら、適宜間引いていきます。あとは、雨が少ないときは水をやったり、雑草を抜いたり、玉ねぎなどは追肥といって途中で肥料を足してあげる作業があるようです。

また生育状況、ご報告していきますね。超初心者がどこまでマトモな野菜を育てられるのか、乞うご期待!


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