やる気で売上はあがらない。結果を出すために必要な“行動”を促す方法。
こんにちは!
株式会社ソリューションです。
社員の成長のために研修に行かせたり、経営会議に参加させたりする経営者様は多くいらっしゃいます。
社内の雰囲気はよくなったし、会社のことを自分事のように捉えてくれる社員も複数人できて、確実に人が育っていると感じているが、何かもの足りない・・・
そう、売上・利益はいっこうに変わらない。
というお悩みをもつ経営者様は多くいらっしゃるように思います。
そろそろやる気よりも管理体制とか仕組みをつくった方が早いのでは?と悩み始めているころではないでしょうか。
本noteでは【社員が“結果”を出すために必要な関わり方】についてお伝えいたします。
■社員のやる気と売上は直結しない
残念ながら社員のやる気が上がることと、売上が上がることは直結しません。
では、売上に繋がるのは何なのか。
それは“行動”です。
その行動の【質】を高めるための一つの要素として、『やる気』というものがあるだけです。
わかりやすくするために、身近な例で置き換えて考えてみましょう。
結果を出せていない部下が、毎回月末に「次は頑張ります!」と言っていたら・・・あなたは、なんと伝えますか?
この「頑張ります!」等の“やる気だけ”が示される時は、多くの場合、『思考停止状態』になっており、
結果につながる適切な行動をきちんとわかっていないケースがよくあります。(※全てではありません。)
本人の「頑張りたい!」という気持ち(やる気)はもちろん嘘ではないかと思います。
しかし、『何を』『どのようにしていくか』まで落とし込めていないのであれば、ただ、心身が疲弊していくだけです。
たとえば、結果が出ていない部下を持つ上司であれば、部下が日々どんな行動をとり、どこに結果につながらないロスが生まれているのか等のプロセスを聴いたりしませんか?
そして次の1カ月は、「頑張ります!」ではなく、ヒアリングから仮説を立てて一緒に適切な行動目標を立てたりしないでしょうか?
結果だけを掲げ、意識改革を求めるのは、ナンセンスです。
今は『やる気だけ』を超えた、『次のステップへの移行期』かと思います。
■結果を出すために必要な4ステップ
組織において、結果を出すまでにはステップがあると言われています。
これはダニエル・キム教授が提唱している≪成功の循環法則≫と言われるものです。
成功のためには
【結果の質】⇒【関係の質】⇒【思考の質】⇒【行動の質】ではなく、
【関係の質】⇒【思考の質】⇒【行動の質】⇒【結果の質】というように
関係の質から高めていく必要がある、という法則です。
つまり結果は関係、思考、行動が伴ってから出てくるものということです。
今回は“行動”について解説しておりますので、【関係性の質】【思考の質】が高い状態である、という前提でお話いたします。
先に【関係性の質】【思考の質】を高めたい方はこちらをご覧ください!
▽【関係の質】を高めたい方はこちら
▽思考の質をあげたい方はコチラ
■行動の質を上げるために必要なこと
結果出すステップは理解いただけたかと思います。
では【行動の質】を高めるために必要な要素とはなにか。
それは『適切な行動目標』の設定です。
具体的に【何をする】がなければ、行動の質を高めることはなかなかできません。
そして、良い結果も生まれません。
次はその社員様の【行動の質】を上げるために行動目標をきちんと設定できているか、見直す時期です。
これまでがダメだったというわけではありません。
これまでがあったから、ようやく今新たな組織のステージを迎えられていると思ってください。
まずは、社内にどのような行動目標が存在しているのかを
確認してみてください。
一番は、社員様に「何が行動目標だと思っている?」と聴いてみると、わかりやすいと思います。
そして、新たに設定しなければいけない場合は、
ぜひご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!