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読みました。「はこんでころぶ」岡田 悠
岡田悠さんの、人生二度目の教習所通いを軸としたエッセイと創作が入り混じった本。
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表紙がめちゃくちゃ可愛くて絶対欲しくて、通販解禁されて速攻買いました。もったいなくてしばらく袋から出さないで飾ってたもん。
今もなおペーパードライバーの自分が30年前に泣きながら通った教習所を思い出しました。
路上へ出る道で坂道発進が出来ずに路上に出られなかった事、こんなエネルギーを持つものがこんなにたくさん道を走っているという恐怖。無事に取れたら二度と運転しないぞと決めたあの日。決意通り全然運転していないのは、果たしてよかったのだろうかと考えさせられました。
最後の創作はゾッとしました。スマホながら歩きで目も耳も塞がっている人を見るたびににイラっとしているけど、もしコレがホントにあったらあっという間にこういう人たちに普及してしまいそうで怖くなった。
読後感。諸事情で今我が家には車がないけれど、いつかまた車が来た日には、毛嫌いせずに運転してみようかなと思えました。
(余談。奥様のご実家が茨城とのことで、一緒でなんか嬉しい。車の方が帰省が圧倒的に楽ですよねわかります・・・)