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チーム雷電を応援する、ということ
わたしにとっての麻雀
麻雀は 家庭の麻雀の領域を出ない。それは今も。
誤自摸もしたことがあるし、
多面待ちで混乱する。
点数計算もほぼ、分からない。
もともと感覚でものを捉える性質というのもあって、理系脳ではないからか
ふんわりと打ってしまう。
それでも卓を囲んでいると、愉しいと思う。
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癖が付いて浮いたりしている安いゴムマットに
自分たちでじゃらじゃらしてヨロヨロと積んで賽を振る、
古典的な家庭麻雀。
憧れるけど…自動雀卓なんて買えないもの。
プロだとそうは行かないかも知れないが
笑って罰符で許してくれる、ほっこりしたゆる麻雀しかした事がない。
Mリーグに出会って
そんなわたしが
Mリーグが大好きになった。
BSなどで放送される麻雀は15年ほど前からチラチラと見ていた。
よく分からないけれど熱い闘いだなぁと。
二階堂姉妹や、タッキーがよく目に付いたっけなぁ。
Mリーグは、2022-23シーズンから観るようになった。
だけどその時は、まだ、日常のことをこなしながらの「ながら」見だったので、内容はよく見ていなかったと思う。
時間になると真剣にTVの前に座って観戦するようになったのは
2023-24シーズンから。
最初は全く内容に付いていけない。
日吉の実況(何故か呼び捨て、ごめんなさい)は分かりやすいけれども、
何せ卓のスピードが速すぎて、誰が何を持っているのか確認すら出来ない。
それでも、Mリーグがある日は楽しみで
雷電の日だなと思うと、雷電推しのYouTuber、渋にぃの「剣が峰です」発声を思い起こしてはひとりドキドキしている。
いい上がりが出ると泣きそうにさえなる。
愉しみがあるって すごいこと。
普段は 麻雀とかけ離れた暮らしをしている自分にも
じんわりと活力になっているなとこの頃から実感していた。
違う畑の人間でも 応援していてもいいの?
瀬戸熊さんご本人から、Xでフォローを頂いた時わたしはそう思えた。
勿論、応援する活動は認知を求めるものでは無い事は承知している。
けれど、
「いいんだ、応援しても。素人でも」
と、ホッとしたのは確かだ。
ご本人だけじゃない。
圧倒的な力で雷電を応援している数人のアカウントの方からも、フォローをいただいた。その方たちは、雀荘に通ったりもしている様子が度々投稿されていたりする。
そんな方たちが、麻雀の事よりも、ものづくりの仕事や、庭や、その他の趣味の投稿の方が多く、投稿も少ないわたしを、だ。
Instagramの発信がメインだったわたしは、
Xについては登録後数年、まぁまぁ放置状態にしてきた。
だけど、麻雀プロはXからの発信がとても多くて、試合後の呟きを見る専門としてひっそりと時々閲覧していた。
リポストなんてよく分からなかったし、したとしても大したこと言えない。
瀬戸熊さんからフォローを頂いたお知らせを見た時、元旦の朝だったのだけど、実家で食べていた雑煮を吹きそうになった。
偽物か!?と疑ったりして、一人であわあわと変な動きをしていて。
主人に話したら「良かったねぇ!」と。
父に話したら「えーーー!?瀬戸熊さん!?凄いな!」と。
まだ小さい姪っ子は「じぃじが時々見てるやつ?どの人?黄色い服の人?」と興味深々。
妹は「推し活かよ!笑」と。
瀬戸熊プロにお会いできたこと
誰かのファンになる、という事を もうすぐ50年になる人生で
した事がなくて。
麻雀プロの方の、イベントゲストでサイン会などをするよ、ってお知らせを目にしても
「でもなぁ…麻雀わかってない私が行ってもね…」と躊躇していた。
瀬戸熊直樹さんは、わたしが一番好きなプロ。
柔らかい雰囲気を持ちながらも、
卓上では勝負強さを発揮し力強く頼りになる兄貴。
面前重視で流れや感覚も大事にする打ち手だと思っている。
ご家族を大切にされていて、奥様のサポートもきっとそれは強いのだろうと想像できる部分も理由のひとつかもしれない。
どんなお仕事でも、家族やパートナーのサポートは大事だなと常々感じている。その人のベースになる部分でもあると思うんですね。
2024.12/28。
この日は仕事も終えて、さて今日からお店の大掃除をしようかな、と
特に予定がない日だった。
何となくXを眺めていて、
「瀬戸熊さん、きょう石川かぁ……ん??能美市だと?」
近い!史上最強に鯖江市から近いではないか!
車で2時間掛からない。
行く? 行ってみる?
本にサインを頂きたいし…何より一度、お会いしてみたい。
………ほんとに行くの?大丈夫?
ドキドキしながら身支度してみる。
わたしが行って大丈夫だろうか。
わたしのような、麻雀素人が、邪魔にならないかな。
そっと観戦するのと、会いに行く、は、
やはりちょっと違うのだ。
迷いながら不安な気持ちで到着する。
現場(笑)の一角では、愉しそうに笑う声が聞こえてきた。
わあ!本物だ…。
列に並んでみる。
ドキドキして口から何か出そうだ…。
待っている間に、ファンの方とすこしお話も出来て。心が落ち着いてきた。
その場の雰囲気もとてもやわらかく、瀬戸熊さんはスマートに優しく接してくださった。
RMOポーズで一緒に写真も撮っていただいて、なんかもう、ほっとして。
本当にありがたかった。(何喋ったかほぼ覚えてない)
その後、30日には黒沢さんが富山に、年明けには金沢に本田さんが。
だけど両方ともわたしには予定があった。
無理に予定を空けてまでの活動は、わたしの中では違うと思っている。
自分の基盤はそのままに、余裕があって、しっかりと愉しめる、
そんな日にいつか…雷電の皆さん全員にお会いできたらなとワクワクしている。
チーム雷電
![](https://assets.st-note.com/img/1735968913-eSQYFf5Kvpg2tyWnC8Mdmoi9.jpg?width=1200)
雷電のメンバーが大好きです。
当たり前だけど打ち手としての特徴も全然違って、
みんな素敵でカッコいい。
試合後の控室でのやり取りも、毎回楽しみにしています。
今シーズンは、成績をカバーし合ってバランスがいい。
今後レギュラーシーズン突破に向けてどんな展開になるか楽しみです。
「麻雀しますけど下手なんですよ」
「下手でも大丈夫ですよ、いつか打ちましょう」
皆さんにそうお声掛けしているとは思うのだけど、
それでも瀬戸熊さんの言葉が嬉しくて。
まさかまさか同卓なんて…とんでもない、
なんて思いながらも
(精進しよう…)と心に灯がともったような感じがした。
わたしのベースになるものづくりの仕事、
そして一番大切にしている暮らしそのものを崩さずに、
少しづつ麻雀も上手く打てるように…あわよくば同卓実現出来たらそれはまぁとんでもなく凄い事だろうなぁ…とニヤニヤしながら思うのでした。
敷居が高く感じているのは変わらないけれども、ファンとの距離が近いのも
麻雀の魅力なのかも知れない。
おわりに
わたし自身いつも思うのは
「本当のことは誰にも分からない」ということ。
ましてや麻雀プロとして活動されている方々は
暗いトンネルを何度も抜けてきて光と闇を幾つも見てきたはず。
その苦労は光の中に立っている方ほど、吐露することは少ないだろうとわたしは思う。
皆がそうであることを知っているが故に。
周りがどんな風に騒ごうと…
目映い光を信じて突き進んで欲しい。
分かっている人もいる筈だから…いや、分かっている人のほうが多い筈。(わざわざ発信しないだけよね、きっと)
素人ファンの呟きが届くことはないかも知れない。
だけどわたしみたいなファンのほうが実は多い筈だと、思っている。
光を見ているひとは 迷わない。
だから不特定多数の人に発信する必要がない。
闇を見ているひとは 不安だし確認したい。
容認されたい。だから発信する。
そんな気がする。
雷電の光を ずっと見ていたい。