そろんつ

2016年からソロツーリングを開始。 年2回、1週間のツーリングに行き、2022年に4…

そろんつ

2016年からソロツーリングを開始。 年2回、1週間のツーリングに行き、2022年に47都道府県を制覇。 最初から書き溜めていたツーレポがまとまったので、ほぼ毎日、少しずつ公開中。 観光地の情報はブログで発信。 https://mantravolty.blogspot.com/

マガジン

  • 四国ツーリング

    7年前に毎年のロングツーリングを始めた四国に再びやってきて感慨深い、という話です。

  • 福島ツーリング

    福島の辺りをツーリングしながらどうでもいいことだけいろいろ考えた、という話です

  • 吊橋ツーリング

    静岡の吊橋を巡るツーリングの話

  • おじさんの大冒険再び

    いつもより長めに北海道をツーリングした時の話です

  • おじさん、リゾート地に行く

    バイクであっちこっち行くのも、ついに沖縄上陸です。青い海、白い砂、どうでもいいことをダラダラと考えるバイクに乗った人。

最近の記事

まだ書いてない

以上を持ちまして、書き溜めてあったツーリングレポートの投稿は、終了となります。今後は、新しいのを書いたら投稿しますが、しばらく先になります。いいね、をつけてくれた数名の皆さん、ありがとうございました。 関係ないけど、いいね、ってダサい。元々は、goodなんだから、goodでいいのに。いいね、って言っても様になるのは、クレイジーケンバンドくらいだろう。 ツーリングに行ったけど、まだ書いてないのがいくつかあるので、そのうち書きます。まだ書いてないだけ。だと思います。たぶん。 今

    • おへんろさん

      四国には、お遍路さんがたくさんいる。今回のツーリングでも、いくつかお寺に行ったけど、白い服を着て杖を持った人をたくさん見た。室戸岬に向かうR55では、歩いている人もたくさん見た。7年前に四国に来たときよりも多い気がした。もしかしたら、7年前よりも気になっただけで、数は同じなのかもしれない。 お遍路さんが気になったのは、慈眼寺の穴禅定の影響が大きい。軽い気持ちで体験してみたら普通にしっかりと修行だった、というのが、お遍路のイメージを変えた。それまでは、過去には修行とされていた

      • バイクに乗っていると思われたくない

        瀬戸大橋の与島PAに入ったら、駐車場の一角が、バイクであふれかえっていた。反射的に、反対の方向に逃げようとしたけれど、駐車場を整理していた人に、こっちに来い、と誘導されてしまった。できるだけ端の方にボルティを止めた。あっちからもこっちからも、ボーボーと大きな音がして、あっちにもこっちにも、肩やひじにパッドが入ったゴツゴツした服を着て立ち話をする人がいた。速やかに駐車場から離れた。建物の方に行くと、バイク関連のイベントのポスターが貼ってあった。 大きな音のするバイクは威圧的で怖

        • 好きだけど、苦手

          新居浜のビジネスホテルにチェックインして、部屋に荷物を降ろした。ツーリングは今日が7日目で、明日、家に帰る予定だった。早く家に帰りたい、というわけではないけれど、疲れていない、というと嘘になる。さっとシャワーを浴びて、グーグルマップで近所のコンビニを探した。歩いて5分もかからないところにあった。 コンビニに向かう途中で、コンビニの向かい側の、とり焼肉、という看板を出した小さな店に気が付いた。外観は新しくて、最近できた店のようだった。とり焼肉って、なんだ。普通の焼き肉と何が違う

        まだ書いてない

        マガジン

        • 四国ツーリング
          19本
        • 福島ツーリング
          12本
        • 吊橋ツーリング
          2本
        • おじさんの大冒険再び
          37本
        • おじさん、リゾート地に行く
          35本
        • おじさんの交遊録
          13本

        記事

          遭難とUFOライン

          石鎚スカイラインを一番上まで上がって、土小屋に着いた。駐車場は、バイクと車であふれかえっていた。UFOラインに向かう道は、駐車場の中央を通っていた。ゆっくり進むと、駐車するところを探しているらしい車が、脇からヌルヌルと出てきた。ブレーキをかけて止まった、。ハンドルを握るオバサンの後頭部が見えた。 7年前とは、ずいぶん印象が違う。 7年前の四国ツーリングでも、石鎚スカイラインを走った。あの日は寒かった。山頂の小屋に着いたときは、駐車場から小屋が見えないくらいの濃い霧に包まれて

          遭難とUFOライン

          映える写真がわからない

          朝7時の下灘駅には、ほとんど誰もいなかった。大きなアメリカンに乗ったカップルが1組と、若い女の人が一人。インスタ映えスポットして有名なので、土曜日の今日は、早朝でも、もっと混んでいると思っていた。 地図で見るとR378沿いに見える下灘駅は、実際は、R378から線路を挟んで南側の細い道沿いにあった。道幅は車一台分くらいで、駅の前には、車五台分くらいの、区画が分けられていない未舗装の駐車スペースがあった。駅までの細い道沿いには、民家が数軒並んでいた。 無人の小さな駅舎を抜けて、ホ

          映える写真がわからない

          旅の達人への道

          滑床渓谷の遊歩道を歩いて、雪輪の滝にたどり着いた。滝の正面の展望台に上がって、時計を見た。駐車場を出て、40分くらい経っていた。 片道1.2kmの遊歩道は、滑床渓谷という名前の通りの、つるりをした石でできた滑り台のような渓流の景色があったり、軽自動車くらいの大きさがありそうな巨大な岩が普通の河原の石みたいに積み重なっていて遠近感が変になりそうな景色があったり、歩いていても飽きることはなかった。 片道1.2kmは、往復2.4kmで、歩くとそれなりに時間がかかる。バイクであっちこ

          旅の達人への道

          休憩は難しい

          竜串海岸から高茂岬までは85km。そこから遊子水荷浦の段畑まで70km。その間には、観光スポットはない。 あらかじめ休憩するところを決めておかないとうまく休憩できないのは、いつまでたっても治らない。長い距離を走って疲れると判断力が鈍って、休憩するという判断ができなくなって、そのまま走ってさらに疲れると、自分の状態も把握できなくなって、疲れていること自体が自覚できなくなるから、少しでも疲れたと思ったらこまめに休憩しないといけない。理屈はわかっている。でも、できないんだ。少し疲れ

          休憩は難しい

          パワースポットの感受性

          私には、パワースポットがわからない。 パワースポットって何なんだ、というのもわからないけど、ここでいう、わからない、は、感じない、という話。パワースポットですよ、というところに行っても、パワーを感じない。全然ダメ。胡散臭さは感じる。パワースポットです、とゴリゴリ押されると、少し引く。引いているので、パワーもらうというより、持っていかれている。パワースポットにもかかわらず、パワーの収支はマイナス。日本3大パワースポットの一つ、珠洲岬は、パワースポットの営業が相当にゴリゴリで、か

          パワースポットの感受性

          お月見ツーリング

          県道19を海に向かって走った。途中の交差点で左のウインカーを出したら、ハンドルのところのインジケーターが、普段の倍の速度で点滅しているのが見えた。ヘッドライト越しに、ヘッドライトの横のウインカーを見たら、普段の倍の速度で点滅していた。体をひねって、後ろを見た。ナンバープレートの横のウインカーは、消えたままだった。肋骨の間がつりそうになったので、そっと身体を戻した。試しに、右のウインカーをつけてみた。同じように、普段の倍の速度で点滅した。同じように、前のウインカーは点いて、後ろ

          お月見ツーリング

          寄り道しようと思ったり、できなかったり、してみたけど思ったのと違ったり

          Uターン100連発のようなつづら折れを無事に上って、天空の林道を眺めて、Uターン100連発のようなつづら折れを無事に下りて、今は、R439を走っていた。大変な走行をした後だったので、バイクに乗る以外の思考回路は、あまり動いてなかった。とりあえず、この先は、しばらくR439を走っていればいいはずだ。 そうやって、ただ走っていると、道路標識に、四国カルスト、と書いてあるのが見えた。四国カルストは、前回の四国ツーリングの時に行って、不思議な景色が印象的だった。今回のツーリングでは、

          寄り道しようと思ったり、できなかったり、してみたけど思ったのと違ったり

          ゴトゴトする仕組みと、しなくなった理由

          県道33号から右折して進むと、すぐに道が細くなった。普通の車が一台ぎりぎり通れるくらいの幅だった。そんなに細くても、道路に打ち捨てられた雰囲気はなくて、日常的に使われているような気配があった。軽トラ専用、という看板が、どこかに立っていそうな道だった。 対向車に気をつけて進むと、轍の真ん中に、うっすらと砂利が積もるようになった。日陰だと、そこに苔が加わった。バイクで通るのも簡単ではない道だった。四国にはこういう道がたくさんあるし、三日前はそういう道ばかり走ったけど、この道は、そ

          ゴトゴトする仕組みと、しなくなった理由

          あの人もゴロー

          また、ひろめ市場に帰ってきた。 前の四国ツーリングの時は、日曜日の夜に来た。見渡す限りに広がるフードコートのフリースペースみたいな席がぎっちり満員になっているのを見て驚いたのを、今でも覚えている。一人だから、図々しくどこかの隙間に相席すればいい、と簡単に考えていたので、広い空間に大勢の人がいる、という圧にやられてしまって、相席も頼めずに、ずいぶん長い間、空腹を抱えてウロウロした。結局、それだけで疲れてしまって、市場の中にたくさんある店を見る余裕がなくなって、マップルにも載って

          あの人もゴロー

          国道55号線

          国道55号線は、室戸岬に向かう海沿いの道だ。四国の地図で言うと、右側の下側のとがっているところの上の右側のまっすぐなところの海沿いにある。地図で見た通りの、緩やかなカーブがまったりと続く気持ちの良い道だ。道路の左側のすぐ近くに海を見ながら、南に向かって走った。半分以上歌詞が思い出せないような鼻歌を、ハハハン、とか、ワー、とか適当に歌って走った。そのうち、歌詞もだんだん適当になってきた ♪国道55号線 時速は50か60km/h 法定速度は60km/hだぜ 70km/hは出し

          国道55号線

          穴禅定と家族

          慈眼寺に着いたら、今日、たまたま同行することになったテレビの取材の人達がいたので、あいさつした。カメラマンの女の人と、音声の男の人の二人だった。二人とも若くて、自分の娘と同じくらいの歳に見えた。 あいさつの後、受付に行った。今日はここで、穴禅定という修行の体験をする。穴禅定は、ろうそく一本の明かりだけで、狭い洞窟の中を通り抜ける、という修行なので、太った人は体験できない。受付の前には、幅が25.5cmの一対の石板が立っていて、その隙間が通れることを証明しないと、受付してもらえ

          穴禅定と家族

          穴禅定とアドリブ

          ツーリングのルートを考えるときに、インターネットや雑誌で見つけた四国の観光地のメモを見ていたら、穴禅定、と書いてあった。観光地のメモを取るときは、どうせ後で検索して調べるので、場所の名前だけメモしている。おかげで、メモだけ見てもどんな場所だかわからないことも多い。穴禅定は、全然わからなかった。調べてみたら、慈眼寺というお寺のサイトが見つかった。そのお寺でやっている、狭い洞窟の中をろうそく一本の明かりだけで通り抜ける修行が、穴禅定だった。体力のない人には厳しい、狭いので太った人

          穴禅定とアドリブ