本を読むこと。

今、本を読み直している。ティル・ドーテンさんの「仕事は楽しいかね?」という本だ。
最近見たYouTubeで、とある作家の方が「皆本を読んだ気になっているがただ話の筋を追っているだけ。それならハリウッド映画を見た方がいい」と話していた。本当に的を得ていると思う。
自分自身、本を読むのは単に一冊の本を読み終えたという達成感を得たいが為である。だから、興味のあるところ以外はかったるいなと思って読んでしまっている。
そして時間を空け再読して気づく。
全然、文章読んでなかったじゃん、と。
ちょっと前までは、次から次へと新書が読みたいという欲に駆られていた。それは今でもあるが、自分が一冊の本をどこまで理解できているか疑問に思えてきた。好きな本でさえ面倒だと思い読み飛ばしているなら、況や現実的世界でも様々なことを素通りしているんだろうなと思う今日このごろの私だ。

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