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石川県発・未経験者のためのDX人材育成プログラム

~日本の底力を引き出す、画期的な職業訓練の現場から~

こんにちは!

今回は、ある地方都市で実施された画期的な取り組みについてお話しします。

「未経験者のためのDX人材育成プログラム」という3ヶ月間の職業訓練講座が、本日完了したのです。


なぜ、この取り組みが特別なのか

この講座の特徴は、対象者の選定にあります。

大企業のエース社員や若手IT人材ではなく、様々な理由で離職された方々、特にITとは縁遠かった方々が対象です。年齢の幅も広かったです。

日本のDX人材育成は大手企業の社員教育に偏重しすぎています。

一方で、地方には眠れる才能を持つ方々が大勢いらっしゃる。

その可能性を引き出せないことが、日本のDX後進性の一因だと考えています。

カリキュラムの中身

講座は以下の内容で構成されました:

【基礎編】 ・DX導入・概論 ・DX戦略の策定 ・データ分析 ・ドローン活用事例 ・情報セキュリティマネジメント

【実践編】 ・Googleクラウドの活用 ・ノーコード開発 ・最新AI(ChatGPT, Google Gemini, Claude)の実践 ・Power Automate for Desktop ・キントーンによる業務改革

その他、クラウドファンディング、Note で発信、AIプレゼンツールのGAMMA、AI検索のPerplexity も取り上げました。

「人材再生工場」としての可能性

講座開始時、受講者の多くは「DX」という言葉にさえ戸惑いを見せていました。

しかし、3ヶ月後の最終プレゼンテーションでは、驚くべき変貌を遂げていたのです。

彼らは単なるツールの使い方だけでなく、各業界の分析に基づいたDX戦略を提案し、具体的なPoC(実証実験)まで計画できるようになりました。

まさに、眠れる才能が目覚めた瞬間でした。

グローバル視点の重要性

私の海外経験を活かし、常にグローバルスタンダードを意識したカリキュラムを心がけました。

なぜなら、日本のDXは世界水準で見ると周回遅れの状態。

この現状を打破するには、地方からでもグローバルに通用する視点を持った人材を育成する必要があるからです。

日本の未来への示唆

この取り組みが示唆するものは大きいと考えています:

  1. 未経験者でも、適切な教育環境があれば3ヶ月でDX人材に生まれ変われる

  2. 地方における人材の可能性は無限大

  3. 職業訓練をDX人材育成の新しい軸として位置づけられる

  4. 日本全体のDXを加速させる可能性を秘めている

全国展開への期待

正直に申し上げると、最初はこの挑戦に不安がありました。

しかし、受講者の皆さんの驚くべき成長を目の当たりにし、この取り組みこそが日本のDX人材不足を解決する鍵になると確信しています。

このモデルが全国に広がれば、地方におけるDX人材の供給源として機能するだけでなく、日本全体のデジタル競争力向上にも貢献するはずです。

おわりに

受講者の皆さんは、これから各々の現場でDX推進のリーダーとして活躍されることでしょう。

この取り組みが、日本のDX推進における新しいモデルケースとなることを願っています。

関係者の皆様、そして最後まで努力を重ねてくださった受講生の皆様に、心からの感謝を申し上げます。

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