Brusselsへ。ナイショで美術館巡り
オットはイタリアなのだ
ヨーロッパの二月はカーニバル休み(オランダやベルギーの場合クロッカス休暇ともいう)がある。
国によっては国内で時期を変えて休みを取利混雑を緩和する。国によって、一週間か、二週間。
みんな、移動する。
夫は義母の待っているイタリアへ。
私も、それでは移動だ。
私はブリュッセルへ行った。ブリュッセルは写真フェスティバル中なのだ。
自分がいない時に私がウロウロ車で海外をうろうろするのを、彼はやめてほしいとと思っている。不思議な彼の想い。よくわからないけど、話しても通じなかったんで、
だから、ナイショだ。
それこそいいチャンスではないか?
私は疲れて帰ってきてものんびりできる。心配をかけないよう、細心の注意を払ってゆっくりな運転で。いつも慢心な私には必要なのは細心の注意だから、むしろ、実は安全でもある。
一日目は、カフェレストランのシェフでありアーティストのミクさんと待ち合わせをして街をうろうろ。その後、他の友人たちと中国料理。4人での会食は盛り上がりすぎて、結構遅くまでワイワイ。食べに食べた。お腹がとてもキツイ。この日は、ミクさんの家にお世話になる。
二日目、他の友人と待ち合わせて、コンテンポラリーアートの美術館Wiles へ。
場所はビール工場の跡地。結構場所が気に入った。展示は……
この美術館で会計の部署にいる日本人の方と知り合った。近くにあるギャラリーがいいよという話を聞くので行くことにする。
ランチの後、話に出ていたギャラリーCLEARING へ。
誰でもがアーティストだったら夢見る場所。
素晴らしいところであった。
アーティストは、
このギャラリーは本社はニューヨーク。素晴らしい場所。そしてこの作家は……小説も書いていた。小説の主人公は、さとると言う名だった。
この後、友人が乗るトラムを間違いブリュッセルの南駅に行った後、
U ターン。戻る途中で女優でありダンサーの友人にバッタリトラムで会い三人でここからは行動。
HANGER ART CENTER "Mirror of self " exhibitionへ。気になっていたオランダ在住ハンガリー人の写真家をはじめ、力のある写真家が揃っていた。日本人では有名なMARI KATAYAMAさんの作品も含め総勢30人の写真家が参加。三階へ辿り着いたときは、ヘトヘト。内容がヘビーなものが多すぎた。ビジュアルアートの力、凄すぎる。
このテーマ、今の時代、複雑な自分を持った人たちがイキイキと、自分を語る作品が出てくる。ただ、ものすごく重い。特に性による話(ジェンダーも含めて)や、障害の話が続くと、見ていられなくなるくらい疲れる。
いち早く、オランダへ帰って、少し考えたくなるほど。
この後、カフェでお茶をして、ミクさんの働いているところで荷物をピックアップする。
帰りは暗闇をかなり走り少し運転が困難だった。
いつも通らないハッセルと方面の道を通る。アントワープが混みすぎていたんだろう。ライトのない狭い通り汗!
大きなライトをつけるのが、私にはいつも難しい。これも慣れなんだろうけど。ナイショの旅は成功した。(と思う)
では、また。