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点と 点を 結ぶように ほら つながっていく 僕が 僕で あるために 今日も 手繰りよせる ひかり…
まっさらで ひとつの にごりもない あなたの あたたかな ことばを とりこぼさないように み…
数秒の歓喜に包まれたいのち 明け方に身を焦がしては、刹那を生き切る 無邪気な笑い声が素月の…
ちっとも悲しまず なにも惜しまず 群青に吸い込まれたあなたを見送り わたしはようやく彼方へ…
幻想(ゆめ)の浅瀬で戯れていた手足 思い思いの場所へ旅立っていく 無邪気な笑い声が明け方に…
鏡に映る「もしも」の世界を飛び越えて、私がつくったわたしの夢を今日も生きる。 からっぽの…
何者にもならず、何色にも染まらず、気の向くままに生きているように見えても、本当はぬくもりを分け合える誰かを探していて、まだ知らないあなたを呼びたくて、わたしを縁取る名前を呼ばれたくて、あてもなく彷徨っている。フリをする。
遥か彼方へ続く道 平坦な何もない道 歩いていく 振り向かず 俯かず いつかみた君の頬のよう…
茹だる熱のなか くらむからだ 頸筋に ひとすじ 冷やかな鈴音 境の意識ふるわす 夏のしらべ
燃え盛った狂気がはじめに貫いたのは 憎い仇ではなく、最愛の君だった 私の凶器がどれほど君を…
強炭酸水におぼれたい夜だってあるさ 全身を巡るメタルロックが血液と同化 月光に浸された虚無…
熱されたアスファルトの匂いが簾をくぐりぬけ 蝉のワンマンライブは扇風機に吸い込まれる 泣く…
だいすきなクッキーの空き缶に詰めた とくべつなリボンとあの子の手紙 プラスチックの宝石にま…
百三十円以上の価値があるあなたがはじめて贈ってくれたあったか〜い午後の紅茶ミルクティー