甘え足りないと社会へ出るとき躊躇する|社会は変化球を投げることを要求するが…
この記事は「シノブラジオ」の覚え書きです。本編が気になったら、下記のラジオのほうもお聴きください。
>>シノブラジオ
臨床心理士・公認心理師の高間しのぶです。志木市のソレア心理カウンセリングセンターでカウンセラーとして働いています。明日、明後日は、お休みいただきます。
■テーマ
甘え足りないと社会へ出るとき躊躇する|社会は変化球を投げることを要求するが…
◇こんな悩みを持っている方に
・せっかく内定が決まったのに、無気力になって辞退してしまった
・仕事をしていても、自分らしさを出してしまうと、関係がうまく行かなくなる
◇そんな人がこの放送を聴くと
・社会で生きるコツが分かるかも
◇ツイート紹介
今日のテーマにつながる私のツイートを紹介します。
他人に自分の話をするということは甘えることです。子どもの頃、十分に甘える体験をしてこないと自分の話ができなくなります。周期的に無気力になったり、自暴自棄になったり、引きこもったりする人は、甘えたりない人かもしれません。そんな人は、仮面を取って話せる、新しい世界(社会)に出て行こう☺
■甘え足りないとどうなる?
・甘え足りないとは自分が出せない状態
・自己主張ができない状態
・すると自分の話ができなくなる
一方、社会とは、自分の意見を表明する場所である。
⇒甘え足りないと、成人になったとき社会へ出ることが難しくなる。その結果…
・無気力
・自暴自棄
・引きこもり
◇無気力から脱出するには?
ここから脱出するには、自分の言葉を話し出すこと。誰でもいいので、仮面を取って(あるいは薄い仮面をつけて)、自分の言葉を話し出すこと。これが社会へ出ていく、ということ。
無気力な状態とは20kgの仮面をかぶっている状態です。20㎏の仮面をつけてみれば分かりますが、うなだれます。顔をもちあげられません。甘えられない状態とは20kgの仮面をつけた状態です。
■社会は直球ではない
・社会は直球では勝負できない(建て前と本音)(忖度)
・変化球の世界
◇しかし、たまに直球オンリーで生きている人がいる
・変化球が日常なので、生きづらさに直面することもある
・これは稀な生き方
⇒幼いと言われることもあるが、変化球の投げ方を身に付けつつ、直球しか投げないという生き方ができれば、社会で生きていけるでしょう。
■社会で成功するとは
・楽に生きている人は成功者
■まとめ:甘え足りないと社会へでるのに苦労する
・甘え足りない人は、人に自分の話を聴いてもらおう
・そうやって社会へ出る力を蓄える
・出ていく社会は変化球の世界
・変化球の投げ方は知っていて、しかし直球しか投げない、というのはアリ
・社会で成功するとは、楽に生きること